内容説明
日本のOLであった前世の記憶がある公爵令嬢フルール。彼女は、ここが乙女ゲームの世界で自分が悪役令嬢であると知っていた。ゲームのシナリオ通りならば、いずれ婚約者のリュークに振られてしまう…それでも、前世の推しでもあったリュークの幸せを願い、彼女は彼のよきパートナーになろうと努力をしていた。その甲斐もあり、リュークとの仲は良好!周囲の他の人たちとも楽しく暮らしていた。ところが、ゲームのヒロインが現れた途端、不自然なほどリュークに嫌われてしまう。どうやら、この世界のゲームの『強制力』は人の感情や思考まで支配するらしい。こんな理不尽なことはないと、フルールは反撃を開始!正気を取り返したリュークたちも再び彼女のもとに集まり―
著者等紹介
風見くのえ[カザミクノエ]
2012年よりWebにて小説の発表を開始。2015年に「悪の女王の軌跡」で出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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