内容説明
自らの棲息環境を食い潰して蔓延る人類に、残された先は何処?海底に潜るか宇宙へ脱出か、待たるるは今様ノアの方舟!伝説のみに非ず?偵察衛星の目が捉えたノアの方舟の影、中東アルメニア平原に聳える聖峰アララト。氷雪に埋もれて幾千年紀の歳月を経た今、真か偽か、今の世に何を語るか!
目次
前編 思想、宗教の裏側にあるもの―現代社会が生み出す悪行の極み、テロ(現代アメリカ社会に潜む闇―病むアメリカ人、合衆国爆弾男の怪;現代日本社会を覆う闇―使命感のみにては救い得ずか、社会心理学者田畑郁子の暗い予感;狂気が平生と化す日本社会の若者世代―理由無き凶悪犯罪、誰による何故の采配?弁護士小松原奈津子の懸念 ほか)
中編 文明社会の陰に―乾く心の隙間に(逼塞する若者達―同胞に追われる元共産党青年闘士リエーフサファロの苦悩;亡命青年再びの漂流―三重苦を背負い込むか、翻弄されるままに再びの漂流 米国爆弾魔ユナボマーの影あり?;自然則覆すべからず―彷徨える亡命青年の失踪に、更なるボジンカプロジェクトの影? ほか)
後編 政教一致社会の裏表―政の本来はマツリゴトなるも!(確執―ユダヤ教国家イスラエルとイスラム教国家イランの間に何が;アンデスに咲く白い花―南米コロンビア、アンデス山岳平野に中東山岳部族の影?;サンタマルタ山の雪化粧―シェラネバダ高地を翔る女性十勇士達 ほか)