内容説明
なぜ、お腹に穴を開けられ(胃瘻)、腕に点滴のチューブを何本も付けたまま死を迎えなければならないの?なぜ、苦しみながら死んでゆくの?なぜ、枯れるように安らかに死んでいけないの?日本は、死の文化すらない低文化国家になり下がった!?
目次
第1章 なぜ、日本では安らかな死を迎えられない?(欧米には寝たきり老人がいない;医療費40兆円の国で、なぜ介護殺人が起きる? ほか)
第2章 人生の終末 終末期医療(曽野綾子さんのケースから終末期医療を考える;人生の終末に思うあれこれ ほか)
第3章 臨死体験 霊魂(アリストテレス以降、1900年間は生命霊魂論が支配的であった;立花隆 NHKスペシャル「臨死体験 死ぬとき心はどうなるのか」 ほか)
第4章 死の文化 死生観(知識、知恵、叡智;死の文化 ほか)
第5章 実際に看取った死の風景(父の死(91歳)
母の死(92歳) ほか)
著者等紹介
三角大慈[ミスミタイジ]
山口大学医学部卒。学生時代より生命不在の現代医学に矛盾を感じ、真の医療の樹立を目指す。1981年に「天然医学」主宰。40年の歳月をかけて音による癒し・NAM治療を確立、2007年に心音装置「mama beartone 932」を開発。現在、福岡にて「みかどクリニック」を開設。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。