内容説明
山口昌男にして「傑出した知の編集者」松岡正剛にして「学者10人分」といわしめた高橋秀元が東西を繋いで言語を解説。
目次
序
第1章 ヨーロッパの言語論1
第2章 ヨーロッパの言語論2
第3章 『声字実相義』を読む
第4章 人類の言語論ジーンとミームの発生
第5章 日本の言語論:万葉から鎌倉へ
第6章 日本の言語論:日本文字を貫く「遊」
ながい追記:江戸言語論
著者等紹介
高橋秀元[タカハシヒデハル]
松岡正剛とともに『遊』出版メンバー。山口昌男にして「傑出した知の探求者」と言わしめる博覧強記の編集者。編集工学研究所特別研究員。白川静はじめ下河辺淳、大岡昇平ほか多くの代表的日本人担当編集。携わる出版や文化研究、プラン多数。大連出身、早稲田大学文学部東洋史
下川好美[シモカワヨシミ]
幼少期、芝浦電気工場長の祖父に宇宙について聞き続ける。形見はディバイダー。神奈川県立川崎高校卒業。島田雅彦とは3年違い。専門学校卒業後通信社制作部に就職。その後市川英夫の事務所に転職。銀閣寺の仕事で高橋秀元、十文字美信と出会う。その後個人事務所主宰。代表作は「坂本龍一『ピアノワン』/デザイン」「アテネオリンピック卓球カナダチーム/ユニフォームデザイン」「アジア女性デザイナーエキシビジョン」招待。編集学校の守破離を受講。校長賞の典離受賞。在校中にパイオニアリモコン編集賞グループ受賞。「表動文字」を褒められ紆余曲折しつつ邁進。その後インターフェイス開発のため数理哲学、認知科学を独学。東京理科大学数学科中退。法人設立。神奈川県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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