言語論―はねをもつことば (新版)

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  • サイズ 46判/ページ数 472p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434284830
  • NDC分類 801
  • Cコード C1010

内容説明

山口昌男にして「傑出した知の編集者」松岡正剛にして「学者10人分」といわしめた高橋秀元が東西を繋いで言語を解説。

目次


第1章 ヨーロッパの言語論1
第2章 ヨーロッパの言語論2
第3章 『声字実相義』を読む
第4章 人類の言語論ジーンとミームの発生
第5章 日本の言語論:万葉から鎌倉へ
第6章 日本の言語論:日本文字を貫く「遊」
ながい追記:江戸言語論

著者等紹介

高橋秀元[タカハシヒデハル]
松岡正剛とともに『遊』出版メンバー。山口昌男にして「傑出した知の探求者」と言わしめる博覧強記の編集者。編集工学研究所特別研究員。白川静はじめ下河辺淳、大岡昇平ほか多くの代表的日本人担当編集。携わる出版や文化研究、プラン多数。大連出身、早稲田大学文学部東洋史

下川好美[シモカワヨシミ]
幼少期、芝浦電気工場長の祖父に宇宙について聞き続ける。形見はディバイダー。神奈川県立川崎高校卒業。島田雅彦とは3年違い。専門学校卒業後通信社制作部に就職。その後市川英夫の事務所に転職。銀閣寺の仕事で高橋秀元、十文字美信と出会う。その後個人事務所主宰。代表作は「坂本龍一『ピアノワン』/デザイン」「アテネオリンピック卓球カナダチーム/ユニフォームデザイン」「アジア女性デザイナーエキシビジョン」招待。編集学校の守破離を受講。校長賞の典離受賞。在校中にパイオニアリモコン編集賞グループ受賞。「表動文字」を褒められ紆余曲折しつつ邁進。その後インターフェイス開発のため数理哲学、認知科学を独学。東京理科大学数学科中退。法人設立。神奈川県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

命題おばさん

0
前半の東洋の言語論は西洋の親しんだ言語論と並置されたことでとてもわかりやすく刺激的だったし、後半の江戸についてはちょうど大河もあってタイムリーだった。そもそもかなり政治と言語をどう扱うかは密接に結びついているので、この本だけで大河ドラマのような箇所もあったし。 深く知識量もありすぎて内容理解はおそらく1割もできていないが、今後も何度も読みたい。そもそもわたしにとってこの厚みを本を読破できただけでも奇跡なのに、3ヶ月で読み終えるほどわくわくする内容だった。2025/02/27

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