内容説明
トヨタ式新しい働き方で、仕事の質が高まり、生産性が向上する!
目次
prologue トヨタはなぜ迅速に新しい働き方への移行を決めたのか
1 トヨタの描く未来
2 新しい働き方への移行には「ムダどり」が欠かせない
3 新しい働き方は「目的」ではなく「手段」と考える
4 新しい働き方で見るべきは「汗」でも「時間」でもなく「仕事の進み方」
5 新しい働き方で求められる「考える力」「マネジメントする力」「改善する力」
6 新しい時代のチームワークはこう築く
7 危機をチャンスに。新しい時代を勝ち残るために
著者等紹介
桑原晃弥[クワバラテルヤ]
1956年、広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。慶應義塾大学卒。業界紙記者などを経てフリージャーナリストとして独立。トヨタ式の普及で有名な若松義人氏の会社の顧問として、トヨタ式の実践現場や、大野耐一氏直系のトヨタマンを幅広く取材、トヨタ式の書籍やテキストなどの制作を主導した。一方でスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾスなどのIT企業の創業者や、本田宗一郎、松下幸之助など成功した起業家の研究をライフワークとし、人材育成から成功法まで鋭い発信を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おつまみ
39
自動車業界が100年に1度の大変革期をむかえている。テレワークを推進していたのは、働き方だけではなくて、EVが台頭することからの時代で、トヨタが生き残る手段を考える時代の象徴だ。トヨタとして、大企業としての存在感はあるが、テスラなどの海外自動車会社も出てきている。その中でどのように生き残るのか?「生まれた成果」で評価し、自分で考える社員を育てていくという。ただ、これまでも自分で考える社員を育てることをしていたと思うのだけど、具体的には何が違うのだろうか?2021/04/10
ショア
18
図書館本。全般的に社会人一般の当たり前の話。ムダ排除とか目的思考とか幼稚な話が多い。トヨタのように社員数が多いと当たり前をきちんと定義しないと社員コントロールできないのだろう。2022/04/23
☆ツイテル☆
2
フライヤー2021/03/06
Go Extreme
1
W=手段 トヨタが感じている危機感 CASE スピードとオープン 未来への投資に多くのリソースを割く 日本のものづくりと雇用を守る 仕事の中になくさんのムダ 生産現場・事技職場の7つのムダ やらなくてもいい仕事をやめる 仕事の目的とおきゃくさま 改善:作業→設備→工程 残業をしなくてもいい環境 時間や汗→成果を見る 上司のマイクロマネジメントの弊害 どうすればラクになれるか 問題の見えるか・離れ小島をつくらない 仲よくケンカ フラットな人間関係 問題は起きて当たり前 3年変わらなければ企業は潰れる2021/02/16
ヨシシィ
0
タイトルから、トヨタが想定している未来の社会像が描かれていると思って読み出したが、内容はコロナをきっかけに広まったテレワーク等新しい働き方の上手な取り入れ方について。 テレワークを主体とした新しい働き方を取り入れるには、トヨタ式の考え方が非常に有用だと。 目的と手段を混同しない。新しい働き方を導入する前にムダを取り除く。新しい時代のチームワークは、報連相ではなく「雑相」で築く。新しいことに問題は起きて当たり前。などなど。2021/01/27