衆議院事務局―国会の深奥部に隠された最強機関

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434283093
  • NDC分類 314.147
  • Cコード C0095

内容説明

日本の最高裁判所は違憲判断から逃げている。「高度の政治性を持つものは裁判所の違憲立法審査権にはなじまず、ゆえに国会と内閣の判断に委ねるべきだ」としている。そこで憲法と議会制民主主義を守るため、ある組織が国会のなかで大きな役割を果たすようになった。それが「衆議院事務局」だ。著者は岸信介内閣から宮沢喜一内閣まで衆議院事務局職員として「憲法の番人」を務め、その後、参議院議員をも務めた「国会の生き字引」だ。いま「自民一強」体制が続く国会で多くの問題が露呈しているが、著者が活躍した時代の衆議院事務局を取り戻せば、日本は必ず復活する!!―内容紹介

目次

序章 安倍首相の「クーデター」
第1章 「政治の黒衣」衆議院事務局
第2章 佐藤栄作内閣「健保国会」
第3章 田中角栄内閣「靖国神社法案」
第4章 三木武夫内閣「ロッキード事件」
第5章 中曽根康弘内閣「死んだふり解散」
第6章 竹下登内閣「リクルート事件」
第7章 海部俊樹内閣「湾岸戦争」
第8章 宮沢喜一内閣「PKO協力法案」
終章 吉田茂に「いごっそう」と呼ばれて

著者等紹介

平野貞夫[ヒラノサダオ]
1935年、高知県に生まれる。1960年、法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了。この年、衆議院事務局に就職。1965年、園田直副議長秘書、1973年、前尾繁三郎義長秘書。委員部総務課長、委員部部長などを経て、1992年に退官し、同年の参議院議員選挙に出馬。自由民主党と公明党の推薦を受け高知県選挙区で当選し、その後、自由民主党に入党。羽田派を経て、1993年に新生党、1994年に新進党、1998年に自由党の結党に参加。2003年、民主党に合流。議会運営と法律運用に精通する唯一の政治家として高い評価を得る。2004年に政界から引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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てつのすけ

29
「衆議院事務局」とは、どのような仕事をしているのか興味を持ったので読んでみた。 題名から想像した内容とは異なり、事務局での著者の経験が述べられていた(まぁ、経験から仕事内容がわかるといえば、わかるのだが)。 今とは違い、良し悪しは別として、柔軟性のある世の中だったんだな~、と思う内容だった。2022/09/24

サトシ@朝練ファイト

21
著者の過去についての著述が一番興味深く思いました。2022/04/24

高木正雄

4
昭和のリアルな国対政治が知れて面白かった。この人は公明党、竹下派と関係が深いのは知っていたが社会党共産党とも関係があるとは。明らかに越権だ(笑)2024/06/23

Masayuki Shimura

4
【政党は、政治という権力の本能で動いている。これを議会制民主政治の秤で調整することは、形式論理中心の、大学教育しか知らない人間にはできない】(文中より引用)・・・・・事務局の本来の仕事ぶりというよりも、事務局も絡ませながら感情と恩讐が絡みながら進められる日本政治の裏側を知ることができるという意味で画期的な作品。どう考えても「矩を超えている」と思われる出来事も多くあり、日本は人治の国なんだなぁと改めて感じました。2021/10/21

しもちゃん

3
小沢一郎氏の側近、平野貞夫氏の衆議院事務局勤務時代についての本。平野氏の諸々の憲法解釈には賛同しかねる部分も多かったが、氏が議長秘書や衆議院の幹部として前尾繁三郎や園田直、竹下登や小沢一郎など様々な政治家と国会運営を巡ってのどう向き合ったかのエピソードが満載で興味深かった(公務員としての規範を逸脱している部分は散見されたが‥)。特に、ロッキード国会を巡る前尾繁三郎議長の行動は、議長かくあるべきという一つの理想を体現しているのかもしれない。2021/02/21

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