内容説明
働いても豊かになれない/技術進歩でも労働が楽にならない/不況が慢性的に続く/実質賃金が下がり続ける/地球環境破壊が進む…なぜ?現代を掘り下げれば未来が見えてくる。
目次
第1章 税金の活用こそが社会進歩の鍵
第2章 労働が報われる賃金制度を目指して
第3章 企業活動の重要な意義
第4章 環境問題で問われていること
第5章 民主主義を育て、民主主義で育つ社会
第6章 歪んだ日本の法体系 虚構の「司法の独立」
第7章 「20世紀社会主義」の失敗 二つの視点から考える
特別章 架空の、純然たる資本主義国の話(『資本論』で描かれる社会)
著者等紹介
東道利廣[ヒガシミチトシヒロ]
1952年徳島県美波町(旧日和佐町)で生まれ、京都大学で物理学を学び、大阪府立高校の数学科教員を33年間務める。その間、環境教育学会、環境学会、えんとろぴい学会で活動。退職後、大阪と徳島県(高齢の母と、細々と農業を営む)の二重生活をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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