内容説明
美しいフランスの街並みの中、大の犬好きの著者があたたかな視線で切り取るとびっきりの犬たちの表情と、愛犬家とのささやかなドラマ。旅するように、犬たちとの触れ合いのひと時をお愉しみください。
目次
カンペール
オーレー
サン=マロ
ディナン
ヴァンヌ
ロシュフォール=アン=テール
ロスコフ
ドル=ド=ブルターニュ
パリ
オーセールとシャブリ〔ほか〕
著者等紹介
田中淳[タナカジュン]
1967年石川県生まれ。1990年金沢大学教育学部卒業。1995年以降、フランス・イタリアを中心にヨーロッパの各地を訪ね、美しい風景、市井の人々の姿を独特の温かな視線で見つめ、撮影を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みみりん
4
コロナ下の閉塞感のある毎日を過ごしている中で心を癒してくれました。美しい街とそこに暮らす犬達の可愛い表情が次々出てくる。愛情あふれる飼主の眼差しから良い関係を築いているのも伝わってきた。通りすがりの人に飼犬をほめられると嬉しくて笑顔になって犬自慢をしてしまうが、著者が飼主達とかわした会話もほのぼのしている。2021/05/10
tomatona
2
犬が大好きだし、おフランスなおしゃれな感じも大好き!なのだが、文章がいただけないなぁ。 というわけで、ほとんど流し読み。大型犬飼いたいな。2022/01/05
少年隊世代
1
フランスの、犬を連れた人たちを写真と犬について窺ったエピソードを収めた本。日本でもどこでも犬を見かけるが、犬との共存では、やはりフランスの方が上手(うわて)だ。フランスでは比較的大型犬が多い。住宅事情で、「豆柴」のように犬が小型化されて行く日本とは対照的だ。そして、フランスでは通る人が気軽に犬を撫でて行く。一方日本では、人の犬は触ってはいけないと教わる。犬は、犬好きな人、警戒しなくてもいい人というのが分かるらしい。フランスでは、街全体で犬好きの気配が漂っていて、犬は飼い主以外の人にも警戒しないのだろう。2022/06/01
りもこ
0
ネット広告で見かけて気になっていた本。犬好き、フランス好きにはダブルで魅力的!意外と柴犬、秋田犬の人気があるのね、と感心したり、日本の人気犬(どうしてプードルやチワワや柴ばかりなのだろう)とは雰囲気の違う、中大型犬と寄り添って暮らしている感じが良かったり。あー、フランス(を含むヨーロッパにも)行きたいなあと思えた一冊。2021/04/25