講談社文庫<br> つぶやきのクリーム―The cream of the notes

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講談社文庫
つぶやきのクリーム―The cream of the notes

  • 森 博嗣【著】
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  • 講談社(2012/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062772884
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

森博嗣がつぶやくとクールなエッセィになる。「カロリィゼロ」から「人生の勝ち負け」まで、ままならない世の中に対する森イズム。森博嗣がつぶやくと、クールなエッセィになる。
「カロリィゼロ」から「人生の勝ち負け」まで、ままならない世の中に対する森イズム。

何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである――。
けっこう当たり前なことのなかに、人生の大きなテーマは潜んでいるものなのだ。
小説家・森博嗣がつい誰かに教えたくなって意外に真面目に綴った、世界の見え方が変わるつぶよりのつぶやき一〇〇個。

1 何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである。
2 自慢をする年寄りは、悲観する年寄りよりは長生きしてもらいたい。
3 天気予報は当たらないというが、これよりも当たる予報ってあるか?
4 愛国心のような集団性を持つことが、人間の社会の基本だろうか。しかし、その基本が争いを個人から集団へと大きくする。
5 人の弱みにつけ込む最たるものとは、神である。
6 風向きが変わった、と喜ぶくらい、風を頼りにしていたのか。
7 土地に縛られているのは個人ではなく、集団である。
8 住宅の九割の価値を決める要因は、どこに建っているか、である。
9 つぶやくだけで良い。多くの普通の人の意見とは、その程度のものか。
10 長いものには巻かれろ、というが、それができるのは長くて柔らかい場合だけである。
11 本のページを捲る動作がどれだけいらいらするものか、電子出版が普及したら、みんな気づくだろう。
12 筆も鉛筆も万年筆も筆箱もなくなったのに、まだ筆記?
13 ペンキを塗っているとき見ているのは、塗ったあとの表面? 塗るまえの表面?
14 宣伝カーで大声を張り上げることがプラスになると信じているとしたら、政治家として鈍感すぎる。
15 遠いところへ旅行するより、近い土地へ引っ越す方が、ずっと冒険である。
16 遠い人の悪口と近い人の賞賛は簡単。遠い人の賞賛と近い人の悪口は勇気。
17 自分のせいで失敗したときより、他人のせいで失敗したときの方が後悔するのは何故。
18 自分のせいでも他人のせいでも、ほぼ同じくらい失敗は失敗。
19 成功する人は、成功する方法を知っているのではなく、失敗する方法を知っているだけである。
20 もし博打が当たって大儲けしたら、金輪際博打はやめるべきである。
21 喧しさは安いが、静けさは高い。
22 自由を目指す人は自然に金持ちになる、という理由は、物事を解決する楽しさから自由を感じることが多いためである。

まえがき
つぶやきのあとがき


森 博嗣[モリ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである―。けっこう当たり前なことのなかに、人生の大きなテーマは潜んでいるものなのだ。小説家・森博嗣がつい誰かに教えたくなって意外に真面目に綴った、世界の見え方が変わるつぶよりのつぶやき一〇〇個。

目次

何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである。
自慢をする年寄りは、悲観する年寄りよりは長生きしてもらいたい。
天気予報は当たらないというが、これよりも当たる予報ってあるか?
愛国心のような集団性を持つことが、人間の社会の基本だろうか。しかし、その基本が争いを個人から集団へと大きくする。
人の弱みにつけ込む最たるものとは、神である。
風向きが変わった、と喜ぶくらい、風を頼りにしていたのか。
土地に縛られているのは個人ではなく、集団である。
住宅の九割の価値を決める要因は、どこに建っているか、である。
つぶやくだけで良い。多くの普通の人の意見とは、その程度のものか。
長いものには巻かれろ、というが、それができるのは長くて柔らかい場合だけである。〔ほか〕

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φは壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAKAPO

66
不覚にも、読みかけの『地球儀のスライス』を家に忘れてしまったノー残業デー…手持無沙汰を紛らわすためにBookoff守谷松前店に寄って、急遽購入した『つぶやきのクリーム』…森先生のつぶやきは、確かに『臨機応答・変問自在』などに比べると、マイルドになっているようだが、クリームと表現するには滑らかさが足らない感じもする(クリームなのにコクとキレがある)。しかし、良く泡立てられていて美味(いつになく凡人にも解りやすい表現)なのは事実であり、是非、諏訪野が淹れてくれたコーヒーにトッピングして味わいたい香りだった。2016/04/09

akira

53
クリームシリーズ第1段。 書店でパラパラとめくった時、気になる言葉が多かったので電子で購入。 一つ一つの事柄についての森先生の考え方は非常に合理的で、ある種人間味がないようにも感じるが、お世話になった工学部の先生方も同様であった。物事を感情ではなく道理で考え、筋道を立てて得られるものこそひとつの結論と成り得る。 森先生の言葉は本質を突いており、松下幸之助先生の書籍にも通じるものを感じる。 「作業に取りかかる以前に、ほとんどの仕事のグレードは決まっている。」 「確固たる自分があるから品が出る。」 2013/04/03

たち

42
森博嗣さんのエッセイ集です。失敗と成功の章はとても為になりました。まぁ、私が成功と失敗を気にするのは、夕飯の出来くらいのものですが…。電子書籍に関する章は無理です。私、電子書籍は読めません!この世に紙の本が無くなったら困ります。2019/05/16

yui

41
森さんの100個の呟きとそれに関する記述集。森さんの思想は10年20年先を行っている。増税の話で特にそう思いました。個人的に刺さったのは、発想力の話と個性がない人の話です。(73、80のあたり)普段あまり物事を考えないで過ごしているかも、と思いました。解説がももち。2016/02/09

rio

34
森博嗣さんのつぶやき集。共感できる部分もあれば、自分とは違う考えの部分もあり、物事の捉え方の相違について興味深く読了しました。作中で森さんも言っていますが、本当に思ったことを自由に書き上げた、という印象があります。独白形式な所も小説とは違った一面が垣間見えて面白かったです。2012/10/10

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