内容説明
アドラー心理学はソーシャルワークの現場でどう活用されているのか?アドラー心理学による「勇気づけ」により、ソーシャルワーカーが抱える諸問題の解決策を提示する。
目次
第1章 アドラーとその軌跡
第2章 アドラー心理学によるラポール(信頼関係)の構築(生き辛さを抱えた人の世界;バイステック7原則とは ほか)
第3章 目的論で関わる(目標を一致させる;原因論と目的論の違い ほか)
第4章 自他を勇気づける(対人援助の推移;二つの「じりつ」支援 ほか)
第5章 ソーシャルワーカーが目指すべきゴール(私たちが支援する人たちの世界;ソーシャルワークの定義とゴール像 ほか)
著者等紹介
佐藤健陽[サトウタケハル]
秋田県出身。福島大学経済学部卒業。佐藤たけはるカウンセリングオフィス代表。あがり症克服総合情報サイト主宰。社会福祉士、精神保健福祉士、シニア・アドラー・カウンセラー。麻雀店勤務、障害者就労支援の仕事を経て、2017年カウンセリングオフィス開業。アドラー心理学ライフスタイル診断をライフワークとしている。産業カウンセラー北関東支部講師、東京社会福祉士会にて高齢者安心電話相談員や自殺予防ソーシャルワーク委員会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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オラフシンドローム
1
★★★★☆ エンパワーメントは勇気づけだよね。 共同体感覚を持つことは孤独感の改善だよね。 と、やや強引に今流行りのアドラー用語につなげました感はあるものの、全体の内容としてはソーシャルワーカーに必要な志を分かりやすく説いていた。 あの人にも、あいつにも、読ませたいなー、って思うけど、私は今、共同体感覚豊かな職場に来れたから、もういいか…。2023/03/04
Danny
1
雑に感想: 「褒める」危険性について言及してる本に改めて出会えてよかった。気をつけよ。2022/02/05