内容説明
「マインドフルネスについての今までで最高の教師の一人」(ジャック・コーンフィールド)と称えられたジョン・カバットジンは、長年にわたり瞑想の利点を教えてきた。その結果、世界中の多くの人がマインドフル瞑想を日常生活の一部として実践するようになった。が、瞑想とはそもそも何なのか?なぜ、やってみるだけの価値があるのか?さらに、すでにマインドフルネスを実践しているなら、それと併せて瞑想を続けていくだけの価値があるのだろうか?本書は、そうした問いに懇切丁寧に応えている。「瞑想」に新たな光を投じた画期的な論考集。
目次
1 瞑想:それはあなたが考えているものではない(瞑想は意気地なしには向かない;ヒポクラテス的誠実さを目の当たりにする;瞑想はいたるところにある;原初の瞬間;オテッセイと盲娘の予言者 ほか)
2 注意のパワーと世界の不‐安心(なぜ注意を払うことがそれほど重要なのか;不‐安心;ドゥッカ;ドゥッカ・マグネット;ダルマ ほか)
著者等紹介
カバットジン,ジョン[カバットジン,ジョン] [Kabat‐Zinn,Jon]
1944年アメリカ、ニューヨークに生まれる。現在、マサチューセッツ大学医学大学院名誉教授・同大マインドフルネスセンターの創設所長。国際観音禅院の崇山行願に師事し、ケンブリッジ禅センターの創設メンバーとなった。仏教の修行法と教理を学んだ彼は、それを西洋科学と統合させ、人々がストレス、悩み事、痛み、病気に対応する手助けとして、マインドフルネス瞑想を教え、自らが開発した「ストレス対処およびリラクゼーション・プログラム」の指導にあたっている
大野純一[オオノジュンイチ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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