内容説明
相手を傷つけないように、周りから嫌われないように…そんな思いからつい“いい人”を演じてしまい、疲れてしまったことはありませんか?“いい人”をやめたからといって、悪い人になるわけではありません。もっと別の、心おだやかな人になれる可能性があるのです。ベストセラー多数の和尚が、毎日をラクに生きるための教えをやさしく説きます。
目次
1章 毎日がラクになる、小さなヒント(人の目を気にするクセをやめよう;親友がいなくてさみしい時は ほか)
2章 困った時は、こうしよう(嫌なことにノーと言えない時は;意味のない愚痴はスルーしよう ほか)
3章 人づきあいが楽しくなるコツ(初対面の人と打ちとけるコツ;気乗りしないお誘いは断ろう ほか)
4章 心地いい関係のつくり方(気が合わない人には心の緩衝材を持とう;しつこい人には線を引こう ほか)
著者等紹介
名取芳彦[ナトリホウゲン]
1958年、東京都江戸川区小岩生まれ。密蔵院住職。真言宗豊山派布教研究所研究員。豊山流大師講(ご詠歌)詠匠。写仏・ご詠歌・法話・読経など、幅広い活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩織
32
身内を含めて人間関係に疲れたので読んでみました。スルーすることや、依存される前の距離などよくわかりました。2020/10/07
left7
16
優しい本でした。内容もそうですしイラストも優しくて落ち着いた気持ちで読めました。自分で無意識にできていそうなことも書いてあれば言われれば当たり前な気がするけど普段は全く意識しないことも書いてあって、バランスがよかったです。読み終わったあとは少し心が広くなった感じがしましたが、少し前に読んだ本と内容が似てしまったので同じ様な内容の本は感覚を開けて読んだ方が身になると改めて感じました。2021/04/18
あつ子🐈⬛
6
積ん読消化。「いい人」やめたい、なんて考えは20代前半でおさらばしているので、ほんとに何でこの本買ったんだったっけ?としばし黙考。でも優しい本でした。落ち込んだ時用に大切にとっておきます。あと猫ちゃんのイラストが可愛ゆいです。2021/09/19
ポップ430
6
人は状況が変われば裏切るのは当たり前と 最初から考えているというくだりが刺さった。 2021/01/02
Shohei I
2
和尚が教える頑張らない人付き合いのコツがまとめられた一冊。 つらい、しんどいと思うことが多いのは、「自分の希望どおりになってほしい」という欲が強いからなのだろうと思います。前提として、「希望どおりになることなんてほとんどない」と期待値を低めに見積もっておけば、そういう思いをすることは少なくなるのかもしれません。これまでの自分はうまくいくことを期待しすぎていたようです。これまでが無難にいっていたからといって、これからもそうなるわけではない。自分の中の期待値を見直そうと思います。2025/02/01