内容説明
悪役令嬢としての役割をしっかり果たし、貴族を辞めて侍女となったレフィーナ。はじめは周囲に敬遠されていた彼女だけれど、次第に誤解も解けて、副騎士団長ヴォルフと結ばれるまでにいたった。幸せな庶民ライフを満喫していたある日、レフィーナはヴォルフの父親だという貴族と出会う。ヴォルフ曰く、父親は彼が生まれる前に母親と別離し、面識がまったくないとのこと。しかし自称・父は、庶民の娘は息子にふさわしくないと、あれこれレフィーナに嫌がらせをしてきて―?最強侍女のセカンドライフ、堂々完結!
著者等紹介
月椿[ツキツバキ]
岐阜県出身。2018年から小説の執筆を開始。2019年に「悪役令嬢の役割は終えました」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinta
3
一巻の宿題を回収。とりあえず名誉回復と新婚旅行と。そして妹との再会。サービス満点ウェルメイド。ただ、レオンのお母さまの若かりし頃の話を読むと、レオンに対して厳しくいったのも納得。これを本編中にいろいろ入れてくれれば話にメリハリが出て世界観が膨らんだだろうに…勿体ないなあ。とりあえずよくあることだけど、神様という存在が自分たち同志で好いた腫れた、は微妙に違和感を感じる設定だなあ。2020/11/07
pincle
2
神様が主人公に頼むまでに至った元の話しとか妹との再会とか主人公達のその後とか。妹たちとのやり取りについて神様サービスがいいなぁ、というかちょっとくどい?読者を泣かせようとして失敗してるよと思った。そして昔の日本に似た国への新婚旅行。隣の国なのに和食は庶民の食べ物なの?逆に高いんじゃないの?という疑問。2020/07/30