目次
序章 障がいのある若者たちとの現実とその理解(障がいのある若者たちの“いま”;青年期の発達を築く―「もつこと」から「あること」へ)
第1章 困難を抱える若者の「声」を聴きとる(遠藤くんのしあわせ;僕のはなし;病いとともに生き抜いた若者の「語り」から学ぶ;青年当事者から学ぶ)
第2章 社会に参加し、自己を表現する若者たち(障がい者アートからの贈り物―アートの世界を広げ深めるもの;心ゆれるヘアメイク教室―肢体に障がいのある女子青年の自分つくり;青年期に生きる幹を太らせる―福祉型専攻科の試み;自分らしく生きることを励ます「性と生」の学び;当事者活動と歌づくり―生年の思いと願いをより合わせて)
第3章 青年期の自己のゆらぎをみつめ学校を問う(高校における「発達障がい」の青年たちへの支援―青年たちの姿に学びながら;「生きること」の土台づくりと高等部教育―「つなぎ」に終わらない職業教育をめざして;寄宿舎でともに生活し育ち合う;「チーム青春の日々」―輝いた高等部生活からはばたいて;病気を抱えて生きる若者を支えるために―病弱教育ができること)
著者等紹介
原まゆみ[ハラマユミ]
1952年生まれ。一般企業、幼稚園教諭を経て養護学校教諭、特別支援学校校長を定年退職。都留文科大学特任教授特別支援学校教職課程室担当
土岐邦彦[トキクニヒコ]
1953年生まれ。岐阜大学名誉教授
佐藤比呂二[サトウヒロジ]
1961年生まれ。1986年より都立養護学校・特別支援学校に勤務
日暮かをる[ヒグラシカオル]
1948年生まれ。都立障害児学校(知的障害児学校2校、肢体不自由児学校2校)元教員、ほとんど高等部を担当。2003年、都立七生養護学校の性教育に対する一部都議・都教委の不当介入に対し、保護者・教員たちが訴えを起こした「七生養護こころとからだの学習裁判」(通称「ここから裁判」)の原告団長を務めた。現在は“人間と性”教育研究協議会障害児・者サークル世話人として学び続けながら、講演や相談活動、高等部卒業後の青年たちへの性教育などに取り組む
森博俊[モリヒロトシ]
1948年生まれ。知的障碍教育論・臨床教育学研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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