内容説明
父親の経営する人力車の会社でバイトをしている、大学生の真。二十歳の誕生日を境に、妖怪が見えるようになってしまった彼は「おつかいモノ」として、あやかしたちに様々な頼まれごとをされるようになる。曖昧で厄介な案件ばかりを押し付けてくる彼らに、真は振り回されっぱなし。何かと彼を心配し構ってくる先輩の風吹も、実は大天狗!結局、今日も真はあやかしたちのために人力車を走らせる―
著者等紹介
葉嶋ナノハ[ハシマナノハ]
2009年1月にwebサイト「はななぬか」を開設、小説を書き始める。2012年「金曜日はピアノ」にて第5回アルファポリス恋愛小説大賞を受賞。2013年に同作で出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sion
3
人力車であやかしのおつかいもの。いいね。あややし、鎌倉、人力車。雰囲気いいよ。 2020/12/27
あずとも
3
人力車の会社でバイトをしている主人公が二十歳の誕生日に妖が見えるようになり「おつかいモノ」として妖達の曖昧で厄介な頼まれ事を請け負う事に。実は妖だったバイト先の先輩の過去や主人公の生い立ち等まだまだ謎が多いし解決していない問題もあり続編ありそう。2020/02/28
わぴねむ
2
大仏クッキーとクレープ気になる!お話も不穏な雰囲気を残したまま気になる感じで終わってる。人力車ってなんか気恥ずかしくて乗ったことないけど、鎌倉に行ったら乗ってみたいなと思ったり2021/05/05