内容説明
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の文庫第8弾!!
著者等紹介
秋川滝美[アキカワタキミ]
2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」(アルファポリス)にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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柊文庫本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
134
居酒屋として商売しているのなら、料理は美味しいのはもちろんあたりまえ。では、プラスアルファというと、どんな酒があるかということだね。居酒屋“ぼったくり”の酒メニュー。自分の飲んだことない酒がでてきて、すごく飲みたいと思った。“ぼったくり”の酒メニューすごいねえ。それにしても、要よ!なんなんだ(努)。さりげないといえばさりげなくもあるけど。事務的というか。それは、美音もガクッときて怒りたくもなるよ。ちなみに俺はというと、うまく誘導されて言ってしまった(笑)。まあ、美音と要、とりあえず良かったね。2025/02/06
あすなろ
91
もうこの巻は、要の『ということで、なるよね、佐島美音に』に尽きる巻でしょ。いつも通り居酒屋ぼったくりを軸に描かれる料理や酒にも当然心奪われるがそれはもうここまで来たら当たり前。それよりもこの要のプロポーズに端を発する端末がファンには気になって仕方がない。さて、次巻では居酒屋ぼったくりがどうなっているのかが目下のところ気になって仕方がないファンの1人である。2022/04/30
よっち
51
ついに美音にプロポーズした要。しかしそのどうにもやり方がまずかったそのプロポーズがたまたま要の母の知るところとなり、思わぬ騒動に発展してゆく第八弾。うーん、知れば知るほど佐島家の男たちのプロポーズの歴史が残念すぎて、いやこれは怒りが再燃するのも分からなくはないんですが、そんな強権発動でもお兄ちゃんは意外と要に甘かったりするんですね(苦笑)介護とか家族内の因縁とか下が生まれた女児の複雑な想いとか、すれ違う家族関係がエピソードとして描かれましたけど、二人が結婚までたどり着くにはまだまだいろいろありそうですね。2020/01/14
らび
35
さつまいもの茎が食べられるのは知りませんでした。きんぴらにするんですね~栄養価はどうなんだろう?手に入れば作ってみたいけど無理だな・・。やっとプロポーズまで来た!のにデリカシー無いわなこれは💦要の母の天下無双っぷりもさることながら渡り合える美音もさすがです!2019/12/24
Nao Funasoko
35
シリーズにつき。繰り返される黒歴史に(笑)。黒豆ゼリーにほっこり。2019/12/04