内容説明
ある日突然、前世の記憶を取り戻し、今世での自身の振る舞いを省みた侯爵令嬢ユリアンヌ。弟妹いじめに贅沢三昧、婚約者へのつきまとい…これまでの彼女は、悪行の限りを尽くしていた。性格はゲス。そのうえ見た目はデブでブス―まさに、前世で読んだ小説の悪役令嬢そのものだ。この先、そんな彼女には暗い未来しか待っていないはず。どうせざまぁされる運命なら、身も心も綺麗にしてからがいい。そう考えた彼女は、ダイエットとともに全力で家族孝行をはじめて―「家族のためにガッポリ稼いでやりますわ、オーッホッホ!」アルファポリス「第12回恋愛小説大賞」大賞&読者賞W受賞作、待望の書籍化!
著者等紹介
志野田みかん[シノダミカン]
2018年よりオリジナル小説の執筆活動を開始。『転生侯爵令嬢奮闘記―わたし、立派にざまぁされてみせます!』にてアルファポリス「第12回恋愛小説大賞」大賞と読者賞をダブル受賞。同作で出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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莉芳
14
面白かったです。主人公さり気なく高性能だわ。これは本当に前世を思い出す前がどんな風だったのか気になる。デブになったのも1年前とか最近だったのか。赤ワインで発毛とかツッコミしかない。殿下が最初避けていたのは後半で話していたとおりただ意地を張っていただけなのか…?かなり我儘だったり高飛車だったはずなのにマジで??登場人物皆良かったのでそれぞれの心情がもっと見たかったなー。まさか最後はあんなに甘々になるなんて予想外でした。弟は痩せてきれいになったからユリアンヌを意識するようになったんだろうか?2020/04/11
十六夜
7
王太子の婚約者だけど金に物言わせたデブスで我が儘、高飛車、傲慢とそろったヒロインが頭打って目覚めたら病弱で死んだ前世の記憶を思い出し、恥じ入って自分をざまぁに追い込むという話。義弟を立派にして妹を王太子妃にして、どうしようもない自分の両親の老後は引き受けよう、とあれこれ斜め上に頑張っていく。まぁざまぁされずに普通に王太子妃になって幸せになるけど、ヒロインのおかげですっかりみんなハッピーになっていたから大団円だったわ。2020/01/22
おもち
5
途中、ホロリとする所もあり面白かった!2021/07/23
pincle
5
テンポ良く読めたがもうちょっと詳しく読みたいと思うところもあってそれが残念。2019/12/13
あふろ
3
最後まで一気に読めたけれど、なんとなく消化不良。 もう少し主人公含めたみんなの気持ちを感じたかったな。あと鈍感すぎる思考がちょっとくどかった…。2019/12/06