目次
雲(山村暮鳥)
風景(山村暮鳥)
太陽(八木重吉)
母をおもう(八木重吉)
私と小鳥と鈴と(金子みすゞ)
お魚(金子みすゞ)
雨ニモマケズ(宮沢賢治)
永訣の朝(宮沢賢治)
サーカス(中原中也)
汚れっちまった悲しみに…(中原中也)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つな
2
装丁のデザインが異なる。モノとしても素敵な本。海外の詩はなかなか読み下すのが難しかったけれど、一番最後の詩は知っていて、ああいいなぁと感嘆。初めて出会って好きだなと思った詩は、八木重吉『母をおもう』、宮沢賢治『永訣の朝』、谷川俊太郎『ひとりぼっち』。声に出して読みたい。2025/07/23
朱
2
言葉の美しさがそこにあった。2025/03/18
エジー@中小企業診断士
2
朝のリレー カムチャツカの若者が きりんの夢を見ているとき メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている ニューヨークの少女が ほほえみながら寝がえりをうつとき ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウインクする この地球では いつもどこかで朝がはじまっている ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと そうしていわば交替で地球を守る 眠る前のひととき耳をすますと どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる それはあなたの送った朝を 誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ 谷川俊太郎2022/07/10
さち
1
詩集読んでみたいな、、と何人もの有名詩人の集まったこちらを選んでみました。難しく分かりにくいものもあれば、沁みるものもあり、何より日本語の音の心地よさを味わいました。たまにはいいです。2022/01/26
つー
0
最近、詩に興味を持ち始めてほとんど知識もないので、まずは作品に触れようと思い購入。心温まるものや深く考えさせられるものなど有名な詩を中心に50作品が詰まっている。どの作品も考えや感じたことを詩という短い文章で巧みに表現していて感銘を受けた。 その中でも特に、「夢みたものは…」「星と花」「ゆずりは」「生きる」がお気に入りの詩になった。2022/05/10