内容説明
バブル崩壊後に独立し、様々な苦難を乗り越えた画廊経営歴30年の著者だからこそ語れる、ビジネスのヒントになるアートの魅力。
目次
第1章 アートとは何か
第2章 遊び力「アートの自由さが、ビジネスに革命をもたらす」
第3章 物語力「ストーリーが、お客様の心を動かす」
第4章 俯瞰力「全体を俯瞰する力が、ビジネスに新しい局面を開く」
第5章 観察力「微に入り細を穿つ観察力が、ビジネスを強固にする」
第6章 共感力「アートの共感力が、お客様との信頼関係をつくる」
第7章 類推力「異なるものを関連付ける類推力が、ビジネスアイデアを生む」
第8章 美に対する憧憬「アートの美が、お客様をひきつける」
第9章 美術教養「アートは知れば知るほど面白くなる」
著者等紹介
〓橋芳郎[タカハシヨシロウ]
株式会社ブリュッケ代表取締役。1961年、愛媛県出身。地元の高校を卒業後、1979年、多摩美術大学彫刻科に入学。1983年、現代美術の専門学校Bゼミに入塾。1985年、株式会社アートライフに入社。1988年、退社、独立。1990年5月、株式会社ブリュッケを設立。その後、銀座に故郷の四国の秀峰の名を取った「翠波画廊」をオープンする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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なる
27
画廊というと当然ながら絵をビジネスとして扱う商売である。画廊の激戦区である銀座で30年以上も画廊を経営してきた筆者が、アートをビジネスの視点から紐解くという興味深い内容。近年では特に深い関わりがあるアートとビジネス。アートの自由さ、まつわるストーリー、共感力といった目線とともに、販売する側にも俯瞰力や観察力といったマインドの必要性を丁寧に紐解いている。長生きする画家のピーク、遺族に残されるもの、値が上がる絵画の特徴など幕間のコラムも面白い。高額=良い作品ではない、というのも大いに納得。現代アートの構図も。2023/06/18
コービー
5
『アートとは人間が自分達の生きた証を一生懸命に残そうとしたもの』で『人間の創造する力で世界を切り開いていけるもの』だという話はなるほどと思いました。言葉で表されるととても分かりやすいです。2020/11/06
しんぽい
1
表紙の絵が綺麗で手に取ったが、アートとは無縁の自分でも、ビジネスとの結びつけがうまくなされいるため、興味が持てるような内容で、美術館や画廊などにまずは足を運んでみたいと思った。2021/08/03
エデン
0
とても丁寧でわかりやすかった感性を磨きたくなる2024/09/19
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