内容説明
二十歳の直生は、肺ガンを告げられたその日、“運命の人”美貴子に出逢う。命の不安があっても、美貴子を愛したい気持ちと、恋をためらう気持ち…。直生は「自分より彼女の幸せを優先する」と恋を諦めようとするが、実は、彼女にも重大な秘密があり、思いもかけない運命が二人を待っていた。命の瀬戸際で巡り逢った二人は、どう生き、どう愛したのか?人生を凝縮した至純の愛を描く。
著者等紹介
園田裕彦[ソノダヒロヒコ]
1956年、東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。財団法人労務行政研究所に入所し、人事労務専門誌『労政時報』の編集に携わる。企業の人事制度を取材し、賃金・労働時間など人事労務管理に関する調査研究に従事。2003~11年、同誌の編集長を務めたほか、労働法データベース「労働法ナビ」を作成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。