内容説明
日本近代化のために孤軍奮闘した徳川慶喜が徳川本家を相続した慶応二年八月前後から、彼が歴史の表舞台から姿を消す慶応三年四月十一日までのほぼ一年八ヶ月の激動の日々を尊敬と愛惜の念を込めて記す。
目次
第1章 将軍慶喜の政権構想
第2章 四国公使謁見と兵庫開港問題
第3章 兵庫開港布告と勅許取得
第4章 国際環境の悪化と借款の不調
第5章 高まる討幕運動と謀臣原市之進の死
第6章 大政奉還と前後の政局
第7章 王政復古のクーデターとその後の政局
第8章 鳥羽伏見の戦いと徳川慶喜の敗退
著者等紹介
松原隆文[マツバラタカフミ]
昭和26年、三浦市に生まれる。県立横須賀高校、中央大学法学部法律学科卒業。平成元年10月、司法書士を開業し、今日に至る。平成15年6月より、三浦市固定資産評価審査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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