内容説明
はたして、坊っちゃんの人生は幸せだったのだろうか。幼少期、家庭に恵まれなかった漱石は、自身を投影した主人公を通して、彼が求めていた「人との理想的な結びつき」を示そうとしていたのかもしれない。
目次
1 坊っちゃんの章
2 清の章
3 山嵐の章
4 マドンナの章
5 赤シャツの章
著者等紹介
竹本公彦[タケモトキミヒコ]
1939年福岡県生まれ。東京大学文学部卒業。アジア思想専攻。東京大学人文科学研究科修士課程修了。アジア文化専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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