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内容説明
「聖職者による小児性愛虐待事件」。被害者が綴る慟哭の手記。教皇フランシスコが本書に寄せた「序文」を全文収載。
目次
教皇フランシスコによる序文
幼年期の混沌
家庭から家庭へ
地獄への転落
修道士たちの救済
家族ができる
プレア・テモイナー
告発
後遺症と虚弱さ
愛するとは、全てを与えること
立ち上がった男
神父さま、あなたをゆるします
著者等紹介
ピッテ，ダニエル［ピッテ，ダニエル］ ［Ｐｉｔｔｅｔ，Ｄａｎｉｅｌ］
１９５９年生まれ。スイス、フリブール州立図書館の図書館司書。妻と子供６人の８人家族。２０１５年、奉献生活をテーマとする『愛するとは、全てを与えること』を上梓。「性暴力の被害者を保護するための国際委員会」の発起人の一人でもある
古川学［フルカワマナブ］
翻訳家。東京藝術大学音楽学部卒業。エリザベト音楽大学大学院修了。元エリザベト音楽大学講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyo Kimura
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加害者・被害者ともに信仰を持ち続けているということと、そして教皇フランシスコが本書に寄せた序文にひかれて一気読みした。 この被害者にとって赦しとはどのようなものなのか、そして加害者にとって赦されて生きていく道とはどのようなものなのか。 両者の祈りは今も神さまに届き続けていると思う。 小児性愛など、それが生まれつきかどうかは様々だろうけれど、その気質が他者を加害してしまうことのないようにと願う。 2019/09/04
