内容説明
ダンジョン地下15階で魔法薬店を営むフィオナ。ある日、彼女のもとに人狼の青年エルダーが訪れる。なんでも彼は、自分の村をフィオナの両親に助けられたそうで、その礼に彼女の婿になるよう頼まれたという。結局、婿騒動は勘違いだと判明したものの、彼はなぜか諦めてくれず、同居して魔法薬店を手伝うと申し出て―!?
著者等紹介
小桜けい[コザクラケイ]
2014年連載開始した「鋼将軍の銀色花嫁」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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陸抗
21
フィレオの両親に助けられた人狼一族が、お礼にとフィレオの婿候補のエルダーを彼女の営む薬屋に送り込む。初対面で互いの気持ちを明かした手前、素直になれない両片想いをじれじれしながら眺めてた。ロクサーヌはとことん悪役で、取り巻き達もとことん腐ってた。類は友を呼ぶってやつだね。二人のその後もだけど、子孫の様子もいつか見れたらいいな。2022/11/25
にゃうぴょん
8
金色の人狼であるエルダーの毛並みをモフモフし放題に肉球もプニプニさせてもらえるのなら住み込みOKですよね。2019/02/05
一条梓(アンフィトリテ)
6
守山市立図書館から。途中に出てきたロクサーヌには逆恨みもいいとこだしその仲間たちも類は友を呼ぶみたいな感じだった。ヒーローは感じがよく良かったと思う。2020/01/04
小鳥遊ひな
6
★★☆☆☆ うーん?まぁまぁ...かな?つまらなくはないのですが、特別面白い!というのも無く。 普通? 一度読めば十分。 再読は無い作品です。2018/10/31
夏川
3
日光に当たれない体質の為地下ダンジョンで生活している薬屋店主の魔女ヒロインの元へ、地上で冒険中の彼女の両親に助けられたという人狼の村の長の息子が押しかけ婿しにくる話。恋愛要素よりダンジョン生活の描写の方が印象に残っているので、そういうのが好きな方にオススメ。 恋愛の方は焦れったい両片思いなんだけど、不思議とあまりイライラはしなかった。でも取って付けたようなエロいシーンは無くても良かったなぁ。悪役達はかなり嫌なヤツらでドン引き。2019/03/27