目次
序章 民俗学における近代産業研究の重要性（民俗学における産業研究の沿革と近代産業研究；工場社会研究の意義；川口鋳物産業史と近代産業研究の視点）
第１章 鋳物工場社会の研究（鋳物工場の開業に見る民俗的思考；鋳物工場の屋号と家印；買湯慣行の近代的変遷と組仕事）
第２章 近代鋳物職人と産業地域社会（鋳物産業と地域社会秩序；短歌にみる鋳物の町の精神史；近代鋳物職人の生き方について―慣習の変化と外来新技術）
第３章 近代鋳物産業の民俗技術（鋳物関連製品の変遷と地域産業史；鋳造業の近代化と民俗技術―伝統的焼型法と西洋式生型法；石炭ストーブの生産工程と民俗的技術；石炭ストーブと日本文化）
終章 近代鋳物産業の民俗と今後の課題
著者等紹介
宇田哲雄［ウダテツオ］
１９６４年、埼玉県さいたま市生まれ。成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士前期課程修了。現在、川口市教育委員会文化財課課長補佐兼学芸員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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