内容説明
異世界の公爵家に転生したものの、生まれつき魔力をほとんどもたないエトワ。そのせいで額に『失格』の焼き印を押されてしまった!それでも元気に過ごしていたある日、分家から五人の子供たちが集められる。彼らはエトワが十五歳になるまで護衛役を務め、一番優秀だった者が公爵家の跡継ぎになるという。魔力だけでなく、いろいろ残念なエトワは、他の子供たちにバカにされたり、呆れられたりしつつも彼らと一緒にすくすくと成長していく。そんなエトワには、本人もすっかり忘れていたけれど、神さまからもらったすごい能力があって―!?
著者等紹介
小択出新都[オタクデニート]
2010年よりWeb上で小説を連載開始。2016年に「わたしはふたつめの人生をあるく!」(アース・スターノベル)で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
虚と紅羽
14
ふんわかゆるゆる、事件もどこか平和な感じで終わる世界観。起伏が小さいとも言う。 チート能力忘れてくるという超絶アホな幼女が主人公。決める時は決める。 地の文がかなりうるさい。 額の失格印が挿し絵でそれぞれ違たっりするので混乱をうむ。 シリアスシーンがないから面白味にかける。個人的には好きだから続きは読む。2019/01/12
火烏
6
わりと好き このチートをどうするのか。リンクス君はむくわれるのか どうなるんだろ2018/04/28
sion
4
前世のエトワが死んだピタゴラスイッチが凄い。 生まれていきなり廃嫡という重いスタートだけど本人がコレなので重く感じず。 決めるところを決めてるのでいいかなぁ。2021/12/21
pincle
4
生まれつき魔力が無くまた目も見えない(正確には微量の魔力がありそれで見ることができる)ため生まれてすぐに額に失格の焼きごてのようなものを押され15歳になったら家を追い出される主人公。しかし彼女は転生者で本人も忘れていたがチート能力があった。失格の烙印のせいで周囲から見下されるが少しずつ味方が増えていく。腐らずマイペースな主人公で今後が楽しみ。2020/10/12
由貴
2
周囲から見下されてるけど実はすごい力の持ち主で…という設定は好きなのだけど、力自体は転生時のチートスキルだしアホの子だしで主人公にあまり魅力を感じられなかった2021/12/18
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