内容説明
たった一人の写真部に所属する高校生・石見虹郎―通称「石ころ」は、うまくクラスに馴染めず孤独な学校生活を送っていた。そんなある日、ひょんなことから知り合ったのが、クラスメイトの最上律。教室ではあまり見かけないくせに、明るく前向きな彼女と接するうちに、灰色だった石ころの世界は鮮やかに彩られていく。しかし快活に振る舞う律には、誰にも言えない秘密があって…。二人のせつない初恋を描いた感涙必至のデビュー作!新進気鋭の作家が描く、まったく新しい恋愛小説!
著者等紹介
内田裕基[ウチダヒロキ]
数々の映像作品で脚本を手掛ける新鋭作家。『ぼくの初恋は透明になって消えた。』で出版デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あー
18
タイトル通りの話だと信じてキュンキュンするぞ!と思いながら読んだ。確かにタイトル通りなんだけど、過去のことやらも出てきて切なかった。最後はちょっと前向きになれたかな、虹郎くん。2023/05/04
ミャロ
12
※図書館本 タイトル通りの内容だった。「透明病」と言う病、もう一つの秘密そして、タイトルから内容は予測しやすかったが初恋を感じられ良かった。2021/05/09
りちゃ
6
まさにタイトル通りだった。とてもキレイ。とても純粋であまりに綺麗すぎるかもしれない。「初恋は宝物」なんて何だか夢のようではある。が、これはこれでいいのだろう。素直な気持ちで読了。2019/04/17
HaruNii
5
"透明病"、"透明度をコントロールできる"といったなかなか変わった設定。爽やかな青春物語で微笑ましかった。2019/07/17
︎💓ひかる💓
2
見えない病?独り写真部のちょっと内気な石見虹郎と透明病の最上律の高校生物語。気さくな彼女、奥手な石ころ。やっとクラスメイトが登場して来た。"透明病や""成分化疾患"初耳です。終わり方がん〜もう少し泣かして欲しかった。最後の『』には"律"を入れるかな。2025/09/17
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