内容説明
「ありそうでなかった本」「形の無いモノ」とは売る段階で完成物のない住宅・建築・情報システム・プラント、新しいサービスなどの販売対象のことです。「形の無いモノ」は売る段階で現物がないので、実現する姿をお客さまと一緒に考えるプロセスが生命線となります。「形の無いモノ」はテクニックでは売れません。売るプロセスの構造を売り手が理解し、品質の良いプロセスを積上げることが不可欠になります。「形の無いモノ」を売るビジネスでは、売るプロセスの品質がビジネス品質に連動しています。同時に、受注確度の向上にも寄与します。「形の無いモノ」を売るプロセスの体系化が本書の主題です。
目次
1章 ステップ0:売り手のスタンス定義(心の準備から)
2章 ステップ1:お客さまのこと・お客さまの実現したいことを識る、聞く
3章 ステップ2:お客さまとの会話を記録し、構成する
4章 ステップ3:実現案の仮説をたたき台の形にする
5章 ステップ4:提案書をつくる
6章 ステップ5:提案内容をお客さまと検証する
付録
著者等紹介
石川隆[イシカワタカシ]
1958年(昭和33年)静岡県藤枝市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒、日本ユニバック(現日本ユニシス)、KPMGコンサルティング、ベリングポイント(現PWCコンサルティング)、日立コンサルティングを経て2016年(平成28年)株式会社軸造(静岡県藤枝市)設立。代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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