内容説明
かつて元カレに浮気されたことをきっかけに、男がすっかりダメになってしまったOLの可南子。ある日、会社の先輩の結婚式で飲みすぎた彼女はぶっきらぼうだが優しい男性、亮一に介抱されることに。最初は身構えていた可南子だが、何故か彼は触れられても、ちっとも嫌悪感が湧かない。そんな事情と酔いもあって、彼女は亮一と体の関係を持ってしまう。すると翌日から、彼は可南子を囲い込むように合鍵を渡したり、半同棲に持ち込んだりと猛アプローチ。けれど、亮一は彼女をどう思っているのかは全く口にしてくれない。本当に彼を好きになっていいのだろうかと不安に思う中、可南子は彼に、他の女性の影があると知って―!?
著者等紹介
水守真子[ミズモリマサコ]
福岡県出身。2015年よりネットで小説を書き始める。2018年「優しい手に守られたい」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゃろ
3
★★★★☆ 独特な世界観がある落ち着いた話。とにかく寡黙なヒーロー。不器用なりにもヒロインに優しく寄り添う姿は素敵だが口下手なのか言葉が足りない。ヒロインに「好きだと」告げられても自分の気持ちは伝えずヒロインの好きの気持ちは軽いと否定しておきながらの「話さない・逃がさない」・・・どうしたいんだ?ヒーローの大きな愛で包まれ守られるロインは幸せだろうな。2018/05/01
ナナイロ
1
7/31-8/3。やはり私は言葉を尽くしてくれる系ヒーローが好きなのだと改めて実感。ヒーローの言葉が少ないせいで、なんかモヤモヤしながら進んだ。2021/08/03