内容説明
前世で読んでいた小説の世界に、悪役令嬢として転生したクローディア。闇の精霊王の加護を受けている彼女は人々から嫌われ、悲惨な死に方をする運命にあった。それだけは回避したいと思っていたら、ひょんなことから闇の力で人助けしてしまう。すると嫌われ人生から一転、王子様に気に入られ、ついには国を救う役目を任されて―!?恐怖の力で世界を平和にしちゃいます!?悪役令嬢が大活躍する、爽快転生ファンタジー!
著者等紹介
音無砂月[オトナシサツキ]
大分県出身。2017年よりweb上で連載を開始。2018年に「私は悪役令嬢なんかじゃないっ!!闇使いだからって必ずしも悪役だと思うなよ」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kuro neko
4
ヒロインが闇に愛されているゆえに家族や周囲から煙たがられ嫌われ傷つけられている。涙が出てしまうほど切ないシーンがあった。ヒーローの存在によってヒロインが泣ける場所ができたことがとてもよかった。幼少期からの話になりますが、詰め込みすぎず薄くならずに、段階ごと適度なページ数を振り分けていて成長過程を読ませてくれます。母親と父親が情けなさすぎて呆れる。ヒーローがひたすらいいヤツ。ヒロインは本当に心根が可愛い子です。大好きな話。
pincle
3
かつて闇の精霊の愛し子が世界を滅ぼしかけたせいで闇の精霊が忌み嫌われている世界で闇の精霊の愛し子となったヒロイン。両親、特に母が酷い。ロバートも途中で出てこなくて存在を忘れそうだった。もう一冊くらい増やして丁寧に書いてくれたらもっと面白かったかも。2020/06/26
蝶野悠架
3
最後の影から一斉にクローディアを守ろうと出てきたシーンが良かった。あのシーンを挿絵にしてほしかったなぁ2019/06/09
朔夜
2
再読…2018/11/25
tomoaoso
1
音無砂月の原点ともいえる作品。 「ざまぁ」成分は少なめだけど、面白いので良し。 気軽に読める。 2023/06/10