内容説明
時々ロッツガルド学園で臨時講師をやっている深澄真です。魔族領への外遊から戻ってようやく一息つけるかと思ったら、亜空もロッツガルドも大忙し。そんな中、久々に顔を出した学園で僕を待ち受けていたのは、部屋いっぱいに溜まった大量の書類。…え、これ全部見なきゃいけないんですか!?なんでも、僕の講義に参加希望者が殺到して受講枠を争っているんだとか。本当は講義の回数を減らす相談をしようと思っていたのに、事務局の人に泣きつかれちゃってそれどころの騒ぎじゃない。亜空では移住希望者の選定や騒がしいけど影が薄い妖精族の尻拭いもあるし、僕はパンク寸前!
著者等紹介
あずみ圭[アズミケイ]
愛知県出身。2012年よりWeb上で「月が導く異世界道中」の連載を始める。一躍人気作となりアルファポリス「第5回ファンタジー小説大賞」読者賞を受賞。2013年5月、改稿を経て「月が導く異世界道中」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
18
主人公の生徒達が優秀過ぎて世界基準に収まらなくなって来た。これ以上成長させると確実に注目されてしまうって手遅れ感が凄い。。。そして、亜空では海の住民が住み始め、羽虫連中が森の動物達には非常に美味しい事が判明。 外伝では魔族領のど真ん中で独立した都市の礎となる畜産と農業の要が獲得される経緯が記されてる。その後の歴史も少し触れておりどれだけの偉業だったとも・・・主人公が数時間で成した事なのにw2019/10/02
こも 旧柏バカ一代
14
生徒達の進路。葛の葉商会に入りたがる者。地元に帰る者。他国からオファーが来た者。それぞれの進路があるが皆んな悩んでいる。そんな中でアベリアは識から改造を受けるなら商会に入れると言う。巴曰く「入れ込んでる」らしい。そんな識を苦笑いを交えて嗜める巴だったが、、生徒達の授業内容のレベルが上がった、、ハイランドオーク2人が、、生徒達をボコるwそんな時にユーノが奥の手を出した!主人公の黒歴史の象徴、重機を蒸着!それにキレてユーノを杭打ちする主人公がツボw2021/07/18
tokkun1002
6
2017年。14作目。あちこち並行して少しずつ物語が進む。どれもこれも中継として。次巻以降一つ一つその後を見届けよう。ところで何年か後から振り返るの良くないね。少しさめてしまう。出来ればやめて欲しい。2017/11/30
eucalmelon
5
プレゼントは、海・・。識と同じく、なんて非常識な、と思ってしまう。 新規、入国者(?)、エマの実力(こわさ)を知らないとはこわいものしらずもいいところ・・・、狼に食われて泣きつくしかない未来は確定事項!しかし、アルエレメラはうまいのか・・・?真も面倒見がいいから、森、山とアルエレメラの保護依頼とは・・。彼らがそれを知って感謝することがあるのだろうか? ライム魅せられた真の力、ほぼ神やね。もうすぐかな。きっと崇め奉られるであろう・・・。ライムの男だし、圧倒的な力には魅かれるわなぁ。 2018/08/18
Abercrombie
5
△ 本編は亜空に海が追加され個性的な面々が移住してくる話&思い出したように学園で授業の真似事する話。とくに盛り上がりはなく、相変わらずザラや響に低姿勢の主人公に唯々いらつく。しかし、これだけ学生たちの訓練にページを割いておきながら、卒業後はどうにでもなれ!とは納得いかないなあ。@セイレンって誰!? なんで今更こんなチョイ役の存在を蒸し返すんだろう?2018/02/14