社会に関わる仏教―この現実のただ中で

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434238536
  • NDC分類 181
  • Cコード C0014

目次

社会に関わる仏教(自己とは何ぞや―今、問われている、戦争する自己・差別する自己;震災・原発事故を通して何が問われているのか;在家仏教を考える―人間の論理と仏の論理;悲しみは、今、世界をひらく―戦死者の声なき声をきく;社会に関わる仏教―「解放の神学」の地から考える)
仏教の社会倫理
仏教者の戦争責任

著者等紹介

尾畑文正[オバタブンショウ]
1947年、三重県に生まれる。同朋大学文学部卒業。大谷専修学院卒業。大谷大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(文学)。同朋大学元学長。現在、同朋大学名誉教授。真宗大谷派泉弥寺前住職。真宗大谷派南米開教監督(ブラジル在住)。真宗関係の著書、研究論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たいけい

1
社会に関わる宗教は真の宗教ではないと考える人は、そういう宗教があると都合が悪い現実を当たり前の基本として生活している人だと自ら告白しているに等しい。日本という国を金さえ儲かれば人の命が失われても構わない国にしてはいけない。そのための取り組みの基本の立場や論理を教えていただけた。仏教が関わらない社会は地獄・餓鬼・畜生を生み出し続け、人間を人間足らしめない。著者が仏教を長年学ぶ中で課題としてきたことは現代の日本社会の問題を深く鋭くえぐっている。日本を戦争で金儲けする国にしてはいけないとつくづく思った。2019/12/14

ok_nogood

0
法話に呼んで頂いたご縁で頂いた本。講演録。まさにオレ自身が感じ考えていることを、言葉にしてくれていて「そうそう!その通り!!」と気持ちよく読めた。 思っていることを、整理して伝わる言葉にするのはやはり難しい。 文正先生のように法話ができるようになりたい。2018/06/25

Sin'iti Yamaguti

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尾畑先生はブラジルの地にあって、ブラジル民衆の抱える問題を示唆されるのか、そこも知りたいところです。2018/02/27

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