内容説明
侯爵令嬢であるブランカには、前世の記憶がある。その記憶によると、この世界は乙女ゲームで彼女はヒロインの恋を邪魔する悪役冷嬢だ。転生前、このゲームが大好きだったブランカは、『ヒロイン・マリエッタと攻略対象達の素敵ないちゃらぶシーンをぜひ目の前で見たい！』と、悪役令嬢の役割を果たすべく奮闘。だけど、ヒロインも攻略対象もなぜか自分にべったりで、シナリオ通りに動かない。ヒロインがバッドエンドを迎えると、国が滅んでしまうかもしれないのに！？焦るブランカだけれど、彼女自身も攻略対象の一人を好きになってしまって―
著者等紹介
きゃる［キャル］
２０１６年からｗｅｂで小説を書き始め、２０１７年『本気の悪役令嬢！』で出版デビューに至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAMA
9
「そうか電波ってこんなこと考えてるんだ。」と失礼な私。懐かしのアンジェリークとか思いだしつつ。そうよね、美人さんのスチル集め、リアルで見れそうだったら努力するな。それはそれとして「自分なんかって最初から否定すると周りの大事に思ってくれてる人に対して失礼」の意味が分かる小説でした2018/02/01
アキナ
9
乙女ゲームの世界の主人公のライバル役であるブランカ。実は前世ではこのゲームのプレイヤーであり記憶が残っていたため、ストーリーが今ひとつだったゲームの世界をより良い物にしようと張り切ってライバル役を頑張るお話。悪役令嬢と書いてあって本当に悪役令嬢な話には今のところ出会えていません。2017/12/16
りおる
1
乙女ゲームのアプリ、プリマリの世界の悪役令嬢ブランカに転生してしまった主人公が、ヒロインを輝かせる為に悪役令嬢の役目を果たすべく奮闘する話。ハッピーエンドだし、サクッと読めて面白かったです。
ハル
0
⭐⭐2017/10/24
ぽんぽこ
0
すごく面白かったです。登場人物たちがそれぞれ可愛かったりカッコよかったり、魅力的に書かれています。ブランカの苦悩や努力が微笑ましい。難しいこと考えずに読めるので楽しかったです。2019/09/19
