内容説明
最強最後の神竜の魂を持つ辺境の村人ドランは、魔法学院の夏季休暇を故郷のベルン村で過ごしていた。そんなある日、彼のもとに神の遣いが訪れる。古神竜の魂を持つドランの信仰を得て自らの力を高めようという打算から、その後も次々と神の眷属、下級神らが押しかけ、遂には、戦神、大邪神、大地母神といった最高神格が降臨する事態に発展する。ちょうどその時、村に警鐘が鳴り響いた。村を蹂躙せんと北方から迫るのは、その数五千にも及ぶゴブリンの大軍。しかしドランは、この者共を撃退し、王国から得られる多額の報奨金で貧しい村の財政を潤す為に一計を案じる。かくして、神々を味方につけたベルンの村人と、憐れなゴブリンとの決戦の火蓋が切られた。
著者等紹介
永島ひろあき[ナガシマヒロアキ]
2011年よりウェブ上で「さようなら竜生、こんにちは人生」の連載を開始。2015年同作で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こも 旧柏バカ一代
5
ゴブリン達が気の毒なくらい運がない。 何もそんな時に攻めてこなくても…2018/11/27
eucalmelon
2
神々降臨!中でもアルデスは戦闘狂で面白い。水も滴る裸でマイラールに尻を見せて怒らせたが、なんか気持ちのいい神だ。カラヴイスがの邪神と言いながらも言うほど悪さをしていない。お調子者という感じしかしない。 まあ、今回何と言ってもセリナとドラミナがドランと婚約したのが大トピックだろう。攻めてきたゴブリンの軍団が引き立て役にしか感じない。愛人に手を挙げたドラミナ。お陰でセリナとドラミナがコントを演じている。そこまで焦る必要はないと思うのだが。2019/04/26
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