内容説明
最弱ゴブリンとして異世界に転生し、喰えば喰うほど強くなる“吸喰能力”で金剛夜叉鬼神・現神種にまで進化した結果、“世界の宿敵”となった俺ことオバ朗。そんな俺を討つべく、“英雄”“勇者”“獣王”“魔帝”といった錚々たる顔ぶれが決戦の場である“鬼哭神火山”に駆けつけた。流石は“神”に選ばれた存在というべき数々の無敵者を、こちらも全力全開で迎え撃つ。互いに“大神”の加護を持つ、俺と敵軍の大ボス“救世主”の常識外な能力が暴威を振るう中、突如として誰も予期せざる史上最高級の超越存在まで参戦。世界崩壊を招く寸前だった死闘は、ついに限界領域へと突入する―古今東西、あらゆる時代と場所の最強達を糧にして、どこまでも成り上がってやる!
著者等紹介
金斬児狐[カネキルコギツネ]
2009年の終わりにWeb上で小説の連載を開始し、瞬く間に人気を得る。「Re:Monster」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爺
5
ほぼ意地で読み切った…。ラストバトルは盛り上がると思っていたのだがなぁ。作者も読者もお疲れさまでした。2023/10/07
おやぶん
3
主人公対全世界という構図の大戦がはじまる。 前回も感じたんだけど淡々と進み過ぎているように思えるかな。 ここはもう少し深堀したらどう?とか思うシーンも多かった。すでに強さがインフレ気味になってきてるので初期の徐々に強くなっていくという頃が楽しくて懐かしいです。2018/05/25
zaku0087
1
9巻読み終わり、戦国下克上ストーリーみたいなものという評判は、ほぼそのとおりだと思う。最弱モンスターゴブリンから「神様」まで成り上がり、大陸では無敵となった。しかし、5巻目くらいからはただただスキルと魔法の名前の羅列になり、(まあ、これだけ考えたというのはすごいが)ほとんど惰性の展開で、ようやく読み切った。あまり達成感を感じない、ノルマを果たした読書みたいなことになってしまった。残念。神話世界の裏話みたいな伏線も多少あるが、この先を付き合うのにはしんどいというか魅力が足りない。2020/09/14
こま
0
英勇達との聖戦があったんだけどさ、凄ーーくダレた。もー聖戦が害虫駆除的な作業でしかない。それならいつもの日記帳的に(1日目)攻めてきたから殺したけど、湧いてくる。(2日目)なんとか殺し尽くした。こっちもいっぱい被害出た。位でいーよもー!!となりながら読んだ。何とか後半は日常編に戻ってホッとした。 2017/10/15
fap
0
AはBを倒した。Cを手に入れた。かける16。 コンピュータRPGのようなシステムメッセージネタは1回目は面白かったけれど、 ひねりも工夫もなく延々と繰り返されるだけでは読む気力が減じていく。 聖戦後の話は後日談で番外編とすべきだろう。 さて新世界へ旅立つ主人公一行。 彼らの戦いはこれからだ。2017/10/01