内容説明
ある日突然、異世界の森の中で目を覚ました高校二年生の篠原悠真。一体何が起きた?なんて考える間もなくゴブリンに襲撃された悠真は、深手を負って意識を失ってしまう。そんな彼を介抱したのは、聖女と謳われる加護持ちの聖職者シャルナだった。心優しきシャルナに救われた悠真は、この孤独な異世界を、冒険者として生きていこうと決断する。だが、剣の才もなければ加護持ちでもない。だからあくまでも命の安全を第一に考え、危険のない薬草採取の依頼ばかりをこなしていた。そんなある時、冒険者ギルドに火急の報せが届く。街外れで大量のゴブリンが発生し、シャルナが滞在する村に進撃しているというのだ。普段悠真を臆病者呼ばわりする冒険者たちがこぞって尻込みする中、悠真はたった一人、シャルナ救出に立ち上がる。敵は六十体超。聖女を守るため、無才の青年が無謀な戦いに挑む―
著者等紹介
戸津秋太[トツアキタ]
1999年、大阪府生まれ。2015年、第3回なろうコン大賞受賞作『戦慄の魔術師と五帝獣』(宝島社)で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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