内容説明
不穏な勢力・帝国に対抗すべく、奇策を講じたミリアーナ。その準備を着々と進めていたある日、小国シャナで王族の暗殺未遂事件が発生!事件解明も兼ねて、ダィテスの敏腕密偵が送り込まれることになって―新たな転生腐女子も登場し、最凶夫婦はますます大忙し!
著者等紹介
牧原のどか[マキハラノドカ]
愛知県出身。2013年「ダィテス領攻防記」にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すがやん
21
周辺小国の陰謀、カズルの暗躍、親衛隊&腐女子の追加などなど盛りだくさんのわりに、まとまりがないというか話が進んでないというか…まあノリが面白いから好きなんだが。そろそろ帝国との戦いに入って欲しいかな。2017/06/21
宇宙猫
15
★★★ 前巻までの内容説明も少なくなり新しい展開も出てきて面白かった。2017/10/17
依音@いおん
11
クレナちゃんも良いキャラだった!(*˘˘*)読み専…ナカーマですね!← カズル殿のイケおじ感がとても好き。 はあああ…好きなシリーズだったのに…作者様、亡くなられてしまったものね…。これが未完の最終巻かぁ…。続きが読めないことがとても哀しい。仲良くなされてたという同じ女性作家先生も訃報をきいて泣いてらっしゃったものなぁ…。ご冥福をお祈りします。2017/10/19
なかちゅう
8
夜勤後、呑みながら読むならこれと読み始めたら「冷蔵庫とビール」の話で夜中に大笑。「そうか…これが経済侵略…美味いものには勝てないという事か…」「いや、嫁が同盟国は裏切らないといった理由がよくわかった。これは抗いようがない。暴力権力なら抵抗するが、美味いものや嗜好品を拒むものはおらん。手に入れて喜んでいるうちに、侵略されるんだな。気がつけば相手の手の内ー恐ろしい」…冷えたビールの話なんですけど(爆 BL Loveの話なんですけど(笑) シリアスは家出中のはずなのに、妙に含蓄が感じられるのがツボ(笑)2017/08/05
一条梓(アンフィトリテ)
6
滋賀県立図書館から。今回も面白かった。この作品が初めて出版された時よりずっと読んできました。サクサクとで読みやすく物凄く面白くて。BL談義をするヒロイン、ヒロインの旦那も男の愛人がいてもそれをネタにBL小説を書いたりと色々頑張って領地の繁栄の手助けをしているヒロインが良かった。いつかいい感じに終わると思っていただけに、作者の急な訃報、交通事故で亡くなられ続きがもう読めないと知って、残念でなりません。ご冥福をお祈りします。2017/10/23
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