内容説明
「戦前回帰」へとひた走る安倍“反革命”の命運。侵略と他国占領で躍進した明治→昭和をどう総括するか。「森友学園」で露呈の「日本会議」の脆さも焦点。
目次
第1章 世界は今、国民“誑かし”時代に
第2章 戦前日本正当化の「戦後七〇年安倍談話」
第3章 “自衛権”は今や妄想の餌
第4章 「日本を取り戻す」とは結局何だったのか
第5章 冷戦体制のまたとない“申し子”
第6章 現代の反革命に何をもって立ち向かうか
著者等紹介
高橋彬[タカハシサカリ]
1935年岩手県に生まれる。1963年法政大学第二経済学部卒業。世界経済研究所を経て、70年、日本高速自動車道新聞社入社。高速自動車道新聞編集長、同社長を経て、2004年、小泉内閣が構造改革の目玉とする道路四公団の民営化に反対し、これを機に同新聞社を解散し退職。以降、冷戦時代並びにグローバリゼーション時代の総括・概念化の作業を進める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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