内容説明
世界の歴史は争いで出来ている。性別、増殖、保存、覇権、防衛、報復…。生物としての特徴を見ていけば、様々なことが説明できる。時代や風土によって形作られた宗教には、人間の持つ精神世界が表れている。なぜヒトは戦争をするのか。その問いこそが「平和を築く道」につながっていくのだろう。
目次
1(自己増殖;自己保存)
2(覇権;壁;報復)
3(宗教;悪;キリスト教文明;ユダヤ人)
4(カンブリア爆発;悪の自然誌;風土;日本人の精神生活)
5(それが男だよ;オスとメスの世界)
著者等紹介
今泉忠芳[イマイズミタダヨシ]
東京慈恵会医科大学助教授(内科学)(昭和62年)。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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