内容説明
人生は選択と判断、決断の繰り返し。『直観』を鍛えれば、意志決定が速くなり後悔しない人生を送れます。ちょっとコツを掴むだけで、最高の決断ができるテクニックを公開!
目次
1章 直観を味方にする3つの原則(直観を活かすために覚えておくべき事実;最初の直観は90%当たる ほか)
2章 直観力がアップする7つの条件(直観が発揮されやすい様々な環境を検証する;プロ棋士は直観で次の一手を打つ ほか)
3章 直観をニブらせる7つのワナ(正しい直観を妨げるバイアスというワナ;「自分に都合のいいことだけ」というワナ ほか)
4章 バイアスを回避するための5つの生活習慣(バイアス=偏った直観。思い込みを防ぐには;紙に書いて直観を可視化する ほか)
5章 直観を手なずけるトレーニング(5つのトレーニングで直観力づくりにチャレンジ;「当たった直観」を書き出す ほか)
著者等紹介
メンタリストDaiGo[メンタリストDAIGO]
慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。英国発祥の人の心を読み、操る技術“メンタリズム”を駆使する日本唯一のメンタリスト。テレビ番組への出演多数。現在は、作家、大学教授、企業顧問として活動中。心理学を応用し、ITサービスから遺伝子検査まで様々なプロダクトを開発している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
37
「なんとなく」という中に揺るぎないバイアスがあること。器用だからこそ持てる力のように思います。不器用な人は直観を抱けないのではないでしょうか。2022/11/05
江口 浩平@教育委員会
23
【考え方】優柔不断な自分を変えたくて、手に取った一冊。DaiGoはテレビなどで見ている限りは分析の得意な人だと思っていたが、分析して答えが出るものは分析し、分析しても答えが出ないものに関しては直観に従っているという。自分の直観を大切にするために、バイアス(思い込み)を回避する方法を紹介していた。①紙に書いて直観を可視化すること。(後でその直観を検証するため)②日常生活での創意工夫を習慣にすること。の2点を生活に取り入れていきたい。2018/08/08
Moca
20
人間関係も同様。この人と合わないなぁとか、関わりたくない人がいるとすれば、切り離して、また別の人と友人になるのも、直観で見通すことが重要である。 私がこれから社会人になるのに気を付けるべきなのは、宗教勧誘や詐欺師などといった危険な人物に遭遇する可能性がある。 それも直観で見極めないといけないんだと感じた。2020/01/21
hannahhannah
18
直観は大体合っていて、それは過去の経験の記憶という立派な根拠や裏付けがある。そして直観はトレーニングすることも出来ますよ?という本。「将棋や囲碁のプロ棋士の直観を裏付けているのは膨大な量の専門知識と経験」というのは本当にその通りだと思った。スキルを磨いて経験を積んでいく専門家すべてに当てはまることだと思う。大笑いすると直観力は3倍にもなるというのも興味深かった。後は、血糖値の乱高下は避けましょうという項目。この著者の本ってよく血糖値について触れている。無塩のアーモンドも毎回お勧めの食べ物として登場。(笑)2017/04/27
ショウジ
17
直観とは何か。本書では「論理的な思考や意識的な観察を介さず無意識に意思決定すや判断が行われること」(p.4)と定義されています。著者は直観は脳の判断の仕方の一つであり、持って生まれた才能ではなく誰でもその能力を高めることができると言っています。そして直観を使いこなすと意思決定が速くなり、後悔しない判断ができるようになるというのです。ただ「なんとなく」で判断を行うことでこのようなことができるようになる。直観力を身につける価値は多分にあります。2021/03/06