内容説明
最近変な夢を見る、深澄真です。元竜の巴、元蜘蛛の澪、元死霊の識、三人の従者に支えられて、今日も異世界で頑張ってます。変異体騒ぎや魔族の襲撃による大混乱も収束して、ようやく復興が軌道に乗りつつある今日この頃。僕は王国やら帝国やらのお偉いさんから呼び出しを受けて、商会の代表として挨拶回りに奔走しています。ついでに上位竜の卵の配達なんかも頼まれちゃって、もう大変!そんな中、兼ねてから話があった魔族の招待を受ける事を決意した僕は、ヒューマン未踏の地、魔族領の奥深くに足を踏み入れる。噂に聞く魔王様といよいよご対面…なのですが、なんか凄い歓迎ムード!?ただの商人相手に、ちょっと大袈裟じゃありませんか?はてさて、どうなる事やら…。
著者等紹介
あずみ圭[アズミケイ]
愛知県出身。2012年よりWeb上で「月が導く異世界道中」の連載を始める。一躍人気作となりアルファポリス「第5回ファンタジー小説大賞」読者賞を受賞。2013年5月、改稿を経て「月が導く異世界道中」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
15
遂に勇者、響と再会しお互いの近況を報告し合う。同郷、同校の先輩後輩なので気安く話をしていたが、、根底は全くの別モノと判明。主人公のヒューマン嫌いが露呈する。その後帝国の勇者、智樹とも会談するが此方は巴を寄越せと脅迫して来たので、ボコボコにしたので完璧に関係は決裂。 竜の卵配達が癒しになるほど主人公の心は荒んでしまう。 その後、魔族の国へ赴き魔王と会談。魔族の首都へ行くだけでも大変で、魔獣に襲われ魔族の兵士に犠牲が出てしまう。そして、首都ではパレード(表紙)の後、魔王との対面は比較的に和やかに終わる。2021/07/17
こも 旧柏バカ一代
12
話がデカくなって来た。国と勇者、魔王と外交してる。。 街中で偶然勇者、響と再会しお互いの近況を報告し合い、同じ学校の先輩後輩なのでそこそこ気安く話をしていたが、、そこは表面的なもの心の底では、、その後帝国の勇者、智樹とも会談するが此方は脅迫して来たので反撃して完璧に関係は決裂。 竜の卵配達が唯一の癒しになるほど荒んでしまう。 その後、魔族の国へ赴き魔王と会談。魔族の首都へ行くだけでも大変で、魔獣に襲われ魔族の兵士に犠牲が出てしまう。そして、首都ではパレードの後、魔王との対面は非常に和やかに終わる。2019/09/27
sion
8
勇者二人の会合は響は真を利用する事しか考えてなくって智樹と真は犬猿の中になった。夢は神様のお土産なのかも。勇者達と出会うと広がる平行世界の話かな?……両方バットENDじゃん。魔王ゼフが一番王様してた。ソレを思うと真にベットしたレンブラント氏は人を見る目が半端ない。一番の賢者かも。2017/03/26
ぷるっちょ
7
元ニートの勇者のクズっぷりが際立っていた。クソ女神が智樹に魅了の力を与えたのは完全な失敗だったよね。挫折から立ち直る事を拒否し、成果を得る為に努力する事も完全放棄する。こんなキャラが主人公のライバルに成れる訳がない。寿命が縮む代わりにお手軽にパワーアップできる肉体改造手術とか、どこまでご都合主義なんだ。2017/11/18
tokkun1002
5
2017年。12作目。勇者岩橋智樹、皇女リリ、先輩音無響との交流は見せ場だね。偶にはラブコメ的な感じも欲しい訳で。神とか魔王とか広がりつつ先が楽しみ。2017/11/28