内容説明
戦前は―芥川賞・直木賞を育てた編集者。戦後は―短編小説の名手。昭和文壇の中心にあった永井龍男初の評伝。
目次
第1部 永井龍男の少年時代―明治三七(一九〇四)年‐大正八(一九一九)年(幼年時代;小学校時代 ほか)
第2部 新進作家・永井龍男―大正九(一九二〇)年‐昭和二(一九二七)年(一六歳の新人作家;加藤武雄の弟子 ほか)
第3部 編集者・永井龍男―一九三〇年代‐終戦(一九四五)(文藝春秋社編集者;「酒徒交伝」 ほか)
第4部 短編小説の名手・永井龍男―一九四五年‐一九七〇年代前半(専業作家への道;流行作家・永井龍男 ほか)
第5部 文化功労者・永井龍男―一九七〇年代後半‐永眠(一九九〇)(文壇の重鎮として;最後の鎌倉文士 ほか)
著者等紹介
乾英治郎[イヌイエイジロウ]
立教大学文学研究科博士後期課程修了(文学博士)。現・立教大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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