内容説明
とある事情から、男として騎士になった伯爵令嬢ルディアス。女人禁制の騎士団に入ったのも、すべては敬愛するキリアドール陛下に仕えるため。乙女な心を隠しつつ、彼女は天使のような陛下に悶える日々に満足していた。そんなある日、仕事で陛下の部屋へ向かうと、突然彼に押し倒されてしまった!しかも、ルディアスが女だと気づいていたらしく、陛下は、黙っている代わりに夜のお相手をしろと言う。愛しの陛下の傍にいるためにも、騎士は辞めたくない―その一心で、ルディアスは交換条件に応じることに。そうして彼女は、仕事中も休暇中も陛下の巧みな愛撫に翻弄されることになり…!?
著者等紹介
悠月彩香[ユズキアヤカ]
「聖なる魔女と悪魔の騎士」(一迅社)にて商業デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しまふくろう
11
表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。戦闘モードのルディアンゼを見て「えええ」という顔をしてるキリアと隊長の絵がツボだった。 物語は女子禁制の騎士団にうっかり入団してしまった主人公と国王の恋の話。男前というか脳筋なヒロインと、堅実に外堀を埋めて逃げ道をふさいでいくヒーローのやり取りが妙に面白かった。 2018/12/27
でんか
7
こういうの好きだーの一冊。男装騎士物なのですが、ヒロインの脳筋ぶりが大変ワタシのツボ。あんまりふかーく物事を考えずにホイホイ行っちゃうヒロインが好きだ。ヒーローは、うん、普通に王さまです。あの手この手からめ手でヒロインを囲い込んでいく企みっぷりがいっそすがすがしいくらい。文章も読みやすく、お疲れの脳みそにも優しい仕様で好きです。2017/09/29
十六夜
6
近衛騎士として男らしく頑張る自分と、大好きな陛下に萌え萌えしちゃう女らしい自分とのあいだで揺れ悶えながら頑張るヒロインの話。最初から相思相愛なのですれ違いとかそう言うのはなく、脳筋ヒロイン一人称視点で楽しく読める。そのヒロインの一人称を楽しいと読むかげんなりするかで読者が分かれそう。最初は割と気になったけど読み終わる頃にはなんかそんなものかと割り切れていたわ。そして最初から正体が知っているひとたち以外に正体がばれなかった不思議。マジか(笑)2019/02/15
ちかぞお
4
面白かったー!ヒロインは最初から王様LOVEな騎士様(性別詐称)で、男前な性格だけど、王様を護衛しつつ心の中で萌えまくってるのがめっちゃ笑えた。そんな彼女の正体を知りながら、彼女のことを好きな王様が、あることをキッカケに甘々爆発。そんな状況に戸惑いながらも萌えは忘れない脳筋ヒロインが可愛かった。2017/03/09
Suu_Alan120
2
大好きの一言。ヒーローもヒロインも、その他登場人物も皆お気に入り。