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内容説明
敵国の王の暗殺に失敗した弟を庇い、囚われの身となった伯爵令嬢のリリー。そんな彼女に、王の側近が取り引きを持ちかけてきた。それは、弟と無事に帰りたければ、狂王と恐れられている王に侍ること!彼曰く、王が狂王となったのは呪いが原因で、それを解けるのは「運命の乙女」のみだとか。さらに、リリーがその乙女に違いないと言い出した!弟を守るため、軍服を着て王に仕えることにしたリリー。けれど次第に王に惹かれていき―!?文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
著者等紹介
木野美森[キノミモリ]
2015年はじめてネットで発表した「運命の乙女は狂王に奪われる」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
8
狂王と噂されるベルナクスを、暗殺しようとした弟を助けるため、狂王に仕えることになったリリー。全体的な流れは好きだけど、全てが説明不足なイメージ。リリーの弟の組織の事とか、ベルナクスに取り成そうとする王女、リリーの国王とか。リリーの一人称で進むので、細かな説明を挟む余地がなかったのかもしれないけど。2018/02/24
眞墨
4
狂王の噂と実態、平然とした姿と呪いに苦しむ姿、その差がもう少し詳しく書いてあればユージスを単なる変な人と思わずに済んだかもしれない(笑)。あとリリーの弟と隣国の姫とか、自国の王とか…なんだか突然入ってきて出ていって…勿体ない感じです。でも物語は好きなパターン。記憶喪失と軍服か(笑)。2017/03/15