内容説明
高階真琴は図書館に勤める司書。社長令嬢という身分を隠し、長年の夢を叶えて楽しく働いていた。ところがある日、事故で怪我をした双子の兄の身代わりで、家業であるアパレル会社の専務を務めることに。兄に瓜二つな顔と女性にしては高い身長で、変装は完璧!―と思っていたら、取引先のイケメン社長に、あっという間に正体を見抜かれてしまう。有名デザイナーでもある彼は、真琴にある取引を持ちかけてきた。「秘密にする代わりに、デザインのモデルになってほしい」戸惑いながらも、兄のためにと彼女はそれを受け入れる。そして、二人きりになる度に仕掛けられる甘いイタズラに心もカラダも奪われていくが―!?
著者等紹介
あかし瑞穂[アカシミズホ]
2013年頃からWebで小説を書き始め、2015年、「私、不運なんです!?」にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
73
あの衣装の相手役がお兄さんなのが予想外、デザイナー本人かと思いました。顔とかの作りは似てても、身体とか随分違いそうだけど。2023/01/09
陸抗
21
事故で大怪我をした双子の兄、広海のふりをして、専務の仕事をこなす事になった真琴。彼女に恋愛感情を抱く、取引先の社長桐谷省吾にはすぐばれてしまうけれど、今回のプロジェクトが終わるまではと特に進展なし。脇役のキャラの濃さと、仕事の内容に重点を置いたのかな。新ブランドが立ち上がる過程は、普段見られないので雰囲気だけでも楽しめた。2021/05/03
つっきー
6
★★★ 兄の代わりに男装をして会社の危機を救う、爽快なお話をイメージしてたから、なんだか拍子抜けしてしまった。ヒロインがお嬢様過ぎて、読んでいて疲れてしまったな。お兄様って本当に呼んでる人、現実にいるのだろうか。主役の2人よりも周りのキャラの個性が強く、そっちに持っていかれた感が否めない。個人的には兄たちの恋愛模様が読みたいかも。2018/07/31
さくら
4
悪くはなかったですが、さくさくと読み進めて、記憶にはあまり残らなそうな話だなと思いました。脇役のキャラが立っていて面白かったですが、ヒーローとヒロインの恋愛を追う意味では、盛り上がりに欠けたような気がします。妹をここまで溺愛する兄がいると大変ですね(笑)ラストはちゃんとハッピーな気持ちになれたので良かったです。2021/02/24
デイジー
3
★☆☆☆☆サラっと読了。せっかくの身代わりも、速攻でバレて、あんまりドキドキ感はなかったな。脇役キャラが立っていて、特に鈴音ちゃんが出来すぎ。2021/08/23




