出版社内容情報
ノンフィクション作家、世川行介、初の書き下ろし小説。史実に経済(銀)という指標を重ねると、歴史は意外な姿を現す。
信長の真の夢とは、そしてなぜ葬られたのか? 銀をめぐって繰り広げられる、神武一族と倭の末裔との権謀術数。息もつかせぬ歴史ミステリー。
「ノブナガは、ジパングの外を見ていました。……かれが十余年前から遂行してきたジパング統一が、後々の国外進出を視野に入れたものであることは、わたしにはすぐに理解できました。
そして、撰銭令(えりぜにれい)という通貨統制令を発令して、金銀比率の安定化に乗り出したと聞かされたとき、早晩、かれが、銀の海外流出防止策を講じるであろうことも、容易に理解できました。(本文より)」
序の章 叡山討伐
一の章 三日風邪
二の章 羽柴兄弟
三の章 明智一族
四の章 しろがね録
五の章 暗 謀
六の章 吉凶万華
七の章 本能寺、炎上
八の章 山崎の戦さ
九の章 倭の裔結集
十の章 帝都襲撃
最終章 南海通信
世川行介[セガワ コウスケ]
島根県生。大和証券、特定郵便局長を経た後、20余年間、〈野垂れ死にをも許される自由〉を求めて、日本各地を放浪。その破天荒な軌跡をブログ『世川行介放浪日記』に記述。彦根市在住。
著書に『歌舞伎町ドリーム』(新潮社)、『泣かない小沢一郎が憎らしい』(同時代社)、『郵政 何が問われたか』『地デジ利権』(現代書館)、『小泉純一郎と特定郵便局長の闘い』(エール出版社)他がある。
内容説明
史実に経済(銀)という指標を重ねると、歴史は意外な姿を現す。
著者等紹介
世川行介[セガワコウスケ]
島根県生。大和証券、特定郵便局長を経た後、20余年間、日本各地を放浪。その破天荒な軌跡をブログ『世川行介放浪日記』に記述(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポチ
colocolokenta
逍遥遊
hinata
麻友
-
- 和書
- 働きがいを感じる会社
-
- 和書
- ルイス・キャロルの生涯