内容説明
親の海外赴任にともない、学齢期の子供が家族とともに現地で暮らすというのはよくあることです。子供たちが経験する出来事を物語風に紹介しながら、いくつかの統計データを通してアジアの日本人学校の実情をレポートします。
目次
１ 新たな出会い（四月）
２ スクールバス八十台の驚異（五月）
３ “越境”通学の苦労（六月）
４ 日本人学校のジレンマ（七月）
５ 謎のスクールバス（九月）
６ お国事情（十月）
７ インドの奇祭（十二月、一月）
８ 墓地清掃の恐怖（二月）
９ 癒えぬ傷（二月）
１０ それぞれの旅立ち（三月）
著者等紹介
岩尻誠［イワジリマコト］
昭和３１年鳥取県生まれ。島根大学卒業、大阪教育大学大学院修了。大阪府公立学校教師。海外日本人学校勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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しょ
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著者は海外日本人学校勤務経験者（昭和31年生まれ）。一般論の雰囲気で、冒頭はシドニーだロサンゼルスだという保護者のエピソードはあるものの、本文中で断りなく「この国は」というときはマレーシアの事例である。表紙フォントの雰囲気の通り自費出版らしく（風詠社刊行だし）、編集者の手があればもう少し読みやすくなっただろうにと思うともったいない。留学と日本人学校の比較など、この分野の資料がほかにもあれば読みたいところ。2017/06/14
