内容説明
幻の金属が存在し、精霊の闊歩する異世界で念願の鍛冶師になった津田驍廣。溜まっていた注文をひたすらこなす日々もようやく一段落し、驍廣はいよいよ自らのメインウエポン―日本刀を打つことにした。そんなとき、彼の腕を見込んだ人物から、産出国では国外への持ち出しが禁止されているほど貴重な金属『魂鋼』を渡される。これで、驍廣の望む武具を鍛えてほしいとのこと。それではと、驍廣は自分の刀の素材に使うことにしたのだが、どうも魂鋼には龍が宿っているようで―大人気異世界生産系ファンタジー、第六弾!
著者等紹介
泣き虫黒鬼[ナキムシクロオニ]
2013年アルファポリスファンタジー小説大賞特別賞を受賞。受賞作である「鍛冶師ですが何か!」にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なかちゅう
4
いよいよ、翼竜街出発して他の土地へ。文殊様や元凶上層部も出てきたことだし。しかし、意外に文殊様が腹黒に思えたのは、なぜ?(笑)2017/01/08
零崎夢織
3
溜まりすぎたのでまとめて最後に感想を2022/08/14
eucalmelon
2
終に驍のメインウエポン!やはり日本刀か!玉鋼ならぬ魂鋼。たまたま、堺の文化財特別大公開にいったら玉鋼を熱し、その輻射熱で焙煎する堺コーヒーを試飲する機会があり、その時、玉鋼を見せてもらった。日本刀の材料たる玉鋼!ロマンやね。2017/11/12
ともぞう
2
第一部完?みたいな感じです。 次回から旅が始まりますが、作刀するのでしょうか?
おやぶん
1
滞在する町での最後の仕事を終える主人公。 自分の武器を打つ事でついに旅立ちの時を迎える。 これからが第2ステージと言う事かな。2019/11/26