アルファライト文庫 左遷も悪くない〈１〉

霧島 まるは【著】

アルファポリス（2016/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 301p／高さ 15cm
• 商品コード 9784434220753
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

優秀だが融通が利かず、上層部に疎まれて地方に左遷された軍人ウリセス。ところがそこで、かつて命を救った兵士の娘レーアと出会い、結婚することになる。最初こそぎこちない二人だったものの、献身的なレーアと個性豊かな彼女の兄弟達が、無骨なウリセスの心に家族への愛情を芽生えさせていく―ネットで大人気！寡黙な鬼軍人＆不器用新妻の癒し系日常ファンタジー、待望の文庫化！

著者等紹介

霧島まるは［キリシママルハ］
２００８年頃からＷｅｂ上で小説を公開し始める。２０１３年に「左遷も悪くない」で出版デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[H29リオのカーニバル]

堅物の軍人が妻を得ることをキッカケに人を愛することに目覚めていくお話。ターミネーターばりにマシン感たっぷりな主人公と素朴な妻のイチャコラがとにかく微笑ましい。幸せな気持ちにしてくれる優しいお話だと思いました。

2016/10/09

[作楽]

なぜこれを読もうと思ってたか、忘れました。続きがあるんですね…。主人公の妻には、なれないな(笑) 読むかは微妙。

2017/10/12

[ホシナーたかはし]

ネット版が長く、しばらく放置していたら文庫化してましたw兵士としては万能なウリセスが、上層部に疎まれ僻地に飛ばされるところから始まります。年齢から他人の言われるままに結婚、レーアとの掛け合いが二人ともぶきっちょすぎて微笑ましい。でも夜の営みのシーンが、文章が短く少なくても、内容がとんでもなく濃密で激しかったことが伺えるのが、最近のエロ小説よりエロくて良い！続編早めにおねがいします。

2016/08/11

[右脳neo]

実力はあるも馬鹿真面目が過ぎて世渡り下手ゆえに都から田舎へと左遷されてしまったウリセスと、ウリセスにかつて戦場で命を救われた父を持つレーア。無骨ながらも彼なりのやり方で軍を育て、誠実さでもってレーアに向かい合うウリセスと男兄弟に挟まれ紅一点どこかほわんとしたしかし、頑固さも持つレーアのやりとりが微笑ましい。義兄弟たちとウリセスの関係性もあり、田舎の連隊長という役職だけを渡され左遷された男が家族と仲間を次第に得ていく。

2018/08/26

[り～くん先生・酒豪友の会]

ひたすら、無骨な軍人と田舎のお嬢様のラブラブ模様をそれぞれの視点から描くお話。 いいぞ、もっとやれ。

2017/07/22