内容説明
著者は一九〇五年、江東区砂村生れ。東大でフランス語を学び、のち東大教授。その軽妙で楽しい語り口で、生れた土地への愛着を、歴史と人情話に託して語ります。
目次
江東昔ばなし(深川のあちこち;小名木川の川筋;江東のミステリー;幼時の思い出)
江東と異変(大正六年の大津波;関東大震災;太平洋戦争)
江東の人と暮し(江東の夫婦;江東の男たち;江東の女たち)
著者等紹介
田辺貞之助[タナベテイノスケ]
1905‐1984。東京都出身。昭和3年東京大学文学部仏文科卒。旧制浦和高等学校教授、東京大学教授、早稲田大学教授。埼玉医科大学名誉教授。洒脱軽妙な文章で知られ、著名多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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